健晃堂

頬杖をつく

頬杖をつく。

あまり行儀の良い行動ではないと教わって来ましたよね。

仕事中、勉強中に頬杖をついていて怒られた経験がある人も多いのではないでしょうか?

しかし、行儀が悪いとされていたのは、ゆっくりと時間が流れていた一昔前の話。

今は誰もが常に緊張感を保ち、日々を膨大なストレスに耐えながら懸命に生きている時代です。

そんな中で時々、頬杖を付くことは自らの心身の健康を守るだけでなく、より質の高い仕事をするためにも有益な方法。

頬杖をつくことで首の緊張が緩み、頭や目の疲れも取れやすくなります。

・首から腕にかけての不快な症状を感じる時。

・ひとつのことを集中して考えたい時。

・雑念を取り払いたい時。

首や頭・目を休めたい時には顔を少し上に向けるように、雑念を払い集中力を高めたい時には顎を少し引くように意識してみましょう。

ただし、あまり難しく考えないで心地良いようにして下さい。

片山洋次郎先生の何かの著書の中に、このような言葉がありました。

頬杖をついていると固まっていた首が緩む。

首のロックが外れると、満タンになった頭のダムから一気に放流が始まる。

ボーッと頬杖をついているうちに、知らずに時が過ぎていたら新しい気分になっている。

7月も今日で終わりです。

頭が疲れギブアップしたい気持ちになった、首や肩から腕に不快な症状を感じる、こんな時は頬杖をついて、固まった首を開放してあげましょう。

きっと心身ともに新しい状態で8月を迎えることが出来ると思います。

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