健晃堂

人の話を深く聞く方法

耳のやや上、頭の側面に軽く手を置いてみて下さい。

周囲の音を耳ではなく、この側頭部で聞くようにイメージしてみましょう。

単純にそんなイメージを浮かべるだけです。

どんな感覚になりますか?

それだけで耳の力が抜け、音が入って来やすくなったようなきがしないでしょうか?

人の話を聞いて、深く理解したい時には、この感覚を使うと効果的。

学校の授業、セミナーや研修などで、先生の話をきちんと理解しておきたい。

仕事や様々な活動の中で人と対面し、相手の話の要点を押さえておきたい。

こんな場面でこの方法を使うと、話の内容が理解しやすくなります。

側頭部には、耳から入って来た音を処理する“聴覚野”があります。

この部分に意識を向けることで、実際に聴覚野が活性化するのかどうかは、正確にはわかっていません。

しかし、側頭部で人の声を聞くイメージを持つだけで、より話の理解力が深まると感じている人が多いのは確かです。

また、慣れない外国語などを聞く時にも、この方法は効果的。

前回お伝えさせていただいた、声を受け取るように聞く方法は、目の前の相手に安心感を与え、お互いの緊張をやわらげてくれます。

側頭部で声を聞くイメージを浮かべる方法は、話が難しく理解に苦しむストレスを減らしてくれます。

どちらも、誰にでも簡単に出来る方法。

身に付けておいて損はないので、色々な場面で使い分けながら試してみて下さい。

16-10-23

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