健晃堂

食事と判断力

食事の時に、左右均等にゆっくり噛んでいますか?

もし、偏った噛み方をしていたり、いつもあまり噛まずにさっさと食事を済ませていると。

それが、判断力を低下させ、迷いや不安の元になっているかも知れません。

人の頭は、情報の良し悪しや、快・不快の判断が出来ないものです。

そのため、あらゆる場面で自分にとって正しい判断を下すためには、人が本来持っている全身の知を使う必要があります。

いわゆる、直感を働かせるということ。

直感とは、「鼻が利く」という言葉があるように、鼻の機能と密接にかかわっています。

「鼻が利かなくなる」大きな原因の一つが、無意識のうちに口で呼吸をする習慣。

人は本来、口よりも鼻で呼吸する生き物です。

鼻の本来の能力が、あまり使われなくなることで、直感力まで低下してしまいます。

すると、大切な場面で誤った判断を下す。

決断しなければならない場面で直感が働かず、迷ってばかりで不安になる。

などの状態で日々を過ごすことになってしまいます。

では、最初の食事の話と、直感力の低下は、どのように関係してるのかでしょうか。

まず、左右どちらかの顎しか使わないと、顔の筋肉の働きのバランスが偏ってしまいます。

あまり噛まずに、さっさと食事を済ませていると、顎の筋力全体が低下してしまいます。

口を閉じる筋肉のバランスが悪くなり働きも弱まるため、無意識のうちに口が開き、呼吸も口でするようになってしまいます。

そのため、鼻の機能が低下し、直感が鈍くなる。

判断能力の低下を招き、不安や迷いが増える。

という悪循環を引き起こしてしまいます。

食事中にしっかり噛む習慣がある人は、必要な時以外あまり口を開けることもありません。

自然と鼻呼吸になり、直感も冴えるようになります。

食事中は余裕を持って、左右均等にしっかり噛む。

これを意識するだけで、多くの不安や悩みは解消するかも知れません。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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