健晃堂

悩みは万病の元

悩みを溜め込むことほど人の健康に悪影響を及ぼすものはありません。

健康な人が病気になる原因は、大きく分けて二つ。

・血液・血管系の異常

・免疫機能の異常

日頃の悩みを放置していることによって、この二つの異常が現れる可能性が大きくなるのです。

悩みを放置しておくと、自律神経の働きのバランスが乱れます。

自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮し血流が悪化します。

すると、全身の細胞に酸素と栄養素が行き渡らなくなる。

様々な器官において細胞の働きが低下する。

その結果、病気や不調が引き起こされる、という流れになります。

また、自律神経は免疫系を担当する白血球を支配しているため、バランスの乱れはすぐに、免疫機能の異常につながります。

風邪やインフルエンザなどの感染症、アレルギー、癌などのリスクが免疫異常により高まります。

このように、悩みを溜め込むのは、様々な病気や不調を引き起こす“万病の元”となってしまうわけです。

では、悩みの解消には、どのように努めるべきなのでしょう。

それは、とにかく、“今この時に集中すること”

過去や未来のことを考えず、とにかく今の状況に集中して、悩んで悩んで悩み抜くこと。

結局は、この姿勢から人は逃げることは出来ないのです。

悩みから逃げるのは絶対に禁物。

逃げれば逃げるほど、悩みは強大になり追いかけて来ます。

逆に逃げることなく立ち向かえば、人にはほとんどすべての悩みは自力で解決する能力が備わっているものです。

その能力は鍛えればいくらでも向上します。

ただし、鍛えなければ低下してしまうもの。

悩みをに立ち向かうのは、頭の中の掃除とイメージすると良いでしょう。

ゴミも悩みも人が生活している限り、次から次へと出て来るもの。

いくら掃除しても、無くなることはありません。

だから溜め込むことなく、常に掃除をしておかなければ、きれいに整理整頓された状態は保てないでしょう。

小さな悩みも溜め込まず、日々片付ける習慣を身に付ければ、頭の中がゴミで占拠されることもありません。

きれいな状態を保つことが出来るでしょう。

そうなると、自律神経の働きを高いレベルで良好に保つことが出来るようになります。

血管や血流も良い状態に保たれ、免疫力も高い状態をキープ出来た、病気になり難い健康体を維持できるでしょう。

つまり、悩み抜く力が高い人は、生涯病気知らずで若さを保ち、心身ともに健康で暮らせる可能性が高いということになります。

だから、何事にもしっかり悩み抜く人は、人生で幸せをつかむことが出来る。

経済的な成功を手にする可能性も高くなるというわけです。

悩みは万病の元。

体だけでなく、精神的にも社会的にも病気を引き起こします。

だからと言って、悩むのをやめて逃げてしまえば、その流れはますます悪化するだけ。

万病の元を退治するには、真っ向から立ち向かうこと。

立ち向かうためには、今この時に集中することが大切。

心も体も長期的に健康を保ち、豊かさを手にするために、参考にしていただけると幸いです。

16.02.28

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