健晃堂

東京と大阪では日が沈む時間は違って当然

私は日頃、太陽が沈む時間には外に出て夕陽を眺めるようにしています。

振り返ると19歳~40歳までの私は、日が沈む時間帯は常に室内で仕事をしていました。

夕陽を眺めるといった経験は、旅行など以外ではほとんどしたことがありません。

いつも同じことの繰り返しの日々が、いかに人の発想力を乏しくさせてしまうのか。

41歳でようやく気が付いたような気がしています。

昨年まで私の整骨院に通院されていた患者さんに対しても、ワンパターンの施術を繰り返していたのかも。

今にして思えば、なぜ気が付かなかった?と感じることだらけです。

毎日、夕暮れ時の空を眺めていても、一日として同じ景色はありません。

今見ている風景は、今しか見ることが出来ない貴重な眺めです。

人と接する時でも同じなのでしょう。

毎日会う人でも今日と明日では、体調も考えている事も違うはず。

目の前に居る人との貴重な時間を大切にしたいと思います。

一昨日は東京に居ました。

夕陽を見るのを楽しみにしていたのですが、その日居たビルの窓際に行ってビックリしたのは、すでに外は真っ暗。

時計はいつもと同じ時間。

考えてみれば、東京と大阪では日が沈む時間は違って当然のこと。

そんな当たり前のことすら、自分の頭から消え去っていました。

18:00という時間は日本中どこに行っても18:00で変わりは無いような気がします。

現実には場所によって全く違います。

便宜上、日本国内では統一された基準の時間が使われているだけで、実際には正しい時間などというものは存在しないんですね。

ビジネスや健康法などにおいても同じ事が言えるのでしょう。

ある基準で上手くいった事でも、場所や条件が少し変われば、全く違う結果になる。

時間ですら絶対的なものではないのだから、様々な基準にとらわれ過ぎる事無く、その場その場の感覚も同時に大切にしていきたいですね。

その時その場で感じた感覚としっかり向き合いながら、日々を過ごしたいと思います。

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