健晃堂

他者との差別化に成功する人・出来ない人

もし、自分で事業を起こし成功させたいなら。

必要になるのが、オリジナル性があり、価値の高い商品やサービス。

自分だけにしかない強み。

他には真似が出来ないサービス。

これらの重要性は、説明の必要は無いでしょう。

安価で便利、どこにでもあるような物やサービスを提供していては、大企業との競争で疲れ果ててしまうだけ。

なので、個人起業家やこれから起業を目指す人たちはみんな、他との差別化を必死に考えています。

ところが、ここでも上手くいく人と、いつまで経っても差別化に成功しない人に分かれてしまいます。

他者との差別化を成功させる人とは、どんな人なのでしょうか。

それは、

“差別化など一切考えず、人と同じ行動が出来る人”

つまり、人と同じことばかり考えて、人と同じことばかりやり続ける人です。

……

全く意味がわからない!

話が矛盾しているのでは?

と、思われるでしょうか?

でも、やはりそうなのです。

他者との差別化など全く考えることなく行動を続ける人が、最終的には独自性を身に付けることが出来るのは間違いありません。

なぜなら、

人と同じことばかり考えて、同じことだけをやり続けていれば、人と同じことが出来るようになります。

当たり前ですよね。

フランス料理店をやりたいなら、どこにでもある普通のフランス料理が作れるようになります。

マッサージ師になりたいなら、どこにでもいる普通のマッサージ師さんと同じ技術が身に付きます。

カウンセラーをやりたいなら、どこにでもいる普通のカウンセラーとしての役割が果たせるようになるでしょう。

まずは、ここがスタート地点。

他者との差別化など一切考えず、人と同じことを徹底的に身に付けていけば、その先はどうなりますか。

自分の仕事に関することは、一通り何でも出来るようになりますよね。

その状態になってから、周囲を見渡してみて下さい。

同じように一通り何でも、ごく普通に出来る人が、どれくらい居るでしょうか?

ほとんど居ないことに気が付くと思います。

そして、一通り何でも出来るようになると。

必ず、頼って来る人が現れます。

周囲の人から頼られ、多くの人から求められる部分にこそ、本当の意味での差別化のヒントがあります。

それが見つかれば、そこを徹底的に伸ばしていく。

これで、他者との差別化は完了です。

人と同じことを誰よりもやり続けて来た人だけが、誰にも出来ない、真似のされにくい独自の商品やサービスを創り出すことが可能になるのです。

人と違うことが出来るようになるためには、まずは人が何をやっているのか徹底的に知らなければなりません。

それをせずに、最初から他との差別化ばかりを考えている人は、ほとんどがスタート地点にすら立てていないのが現実。

差別化に失敗する人は、徹底的に人がやっていることを知ろうとしないから、いつまで経っても人と同じことしか思い付かないのです。

たとえ一時的に、自分にしかない強みを発見し差別化に成功したとしても。

真似をされた時点で終わり。

すぐに出来ることは、他の人にもすぐに出来るのです。

このような同じ流れをずっと繰り返すことになるでしょう。

「他との違いは?」

「自分にしかない強みとは?」

こんな考えに囚われ過ぎると、行き着く先は、自分以外は誰一人として興味を示さない世界。

誰も知らない無人島を発見し、そこで誰も知らない食材を見つけて、自分にしか提供出来ない最高の料理を出す店をオープンしたとしても。

絶対に流行らないですよね。

自分以外は誰も知らないのですから。

こんなことになってしまわないためには。

最初は、徹底的に他の人と同じことをやり続けなければなりません。

誰もが知っている知識。

誰でも身に付けられる技術。

誰でも出来る行動。

このような当たり前のことを徹底的に身に付け、誰も真似できない当たり前では無いレベルまで到達する。

これをやらずして、「これが私の特徴です」とアピールしたとしても、ただの変な人と思われてしまうだけでしょう。

他者との差別化とは、まずは他の人と同じことを徹底的にやることから始まるもの。

参考にしていただけると幸いです。

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