健晃堂

休日に自分を活性化させるには

自然は自律神経の強い味方。

気分が追い詰められている。

不安や緊張が拭えない。

そんな時は、空をゆっくり眺めたり、自然の中に身を置くと心身の安定を取り戻すことが出来ます。

視覚、聴覚、嗅覚を、自然の景色、音、香りなどで刺激することが良いリフレッシュになります。

自律神経が整うと、「人は一人で生きているのではなく、自然と共に生きている」と気付かされ、心が安らかになり、元気も湧いて来るでしょう。

休日は、出来るだけ自然の持つ力を味方に付けて過ごす。

それを心掛けていれば、日頃から心身ともに安定した有意義な日々を送ることが出来ると思います。

しかし、、、

出来るなら、誰だって言われなくてもやっている。

リフレッシュしたいのだか、都市部に住んで居ると現実そんなことばかりやっていられない。

休日には休日でやることがいっぱい。

でも、どうしても気分が乗らない。

そんな時には、こうしてみては。

“あえて人ごみの中に出掛けてみる”

人ごみは大の苦手。

大勢の人が集まる場には、出来るだけ近付きたくない。

そんな人にこそ、この方法がおすすめ。

休日の人がごった返すショッピングモールに出掛けてみる。

わざわざ満員電車に乗ってみる。

イベント会場などに足を運んでみる。

など、何でもかまいません。

長時間、苦痛に耐えながら無理をする必要はありませんが、少しの間、人ごみの中に身を置いてみましょう。

すると、何が起きるのでしょうか?

人のエネルギーは伝染し合うので、様々な人の影響を受けて、一時的に自律神経の働きは大きく乱れます。

ところが、その乱れは同時に、自律神経の働きの“高まり”も連れて来るのです。

アクセルに例えられる交感神経と、ブレーキに例えられる副交感神経。

人ごみの中に行くと、一時的に大きく交感神経の方にバランスが傾きますが、その乱れを防ぐため反動で副交感神経の働きも高まるのです。

そうして、高いレベルで自律神経が安定するため、やらなければいけないことをやるために、とても適した状態に持って来ることが出来ます。

人混みが苦手な人が、あまり長時間大勢の人の中に居ると、強いストレスとなってしまうのでおすすめしません。

短時間であれば、ちょっとしたストレスが引き金となり適度にバランスを乱し、その乱れを整えるため、結果的に高いレベルでの安定が得られます。

休みの日に、自宅でゆっくりしていると、気分が沈み何も出来ないような日でも。

どうしても外せない用事で、人が集まる場に出掛けた後は、気分的にも体も何だかスッキリした。

そんな経験も、あるのではないでしょうか。

人は自然環境の変化に合わせて生きているのと同時に、周囲の人達ともお互いに影響し合いながら生きています。

休息が大切なのはわかって居るのだが、今は休んで居られない。

だけど、心も体も重くて動けない。

そんな時には、あえて人ごみに中に出掛けてみてはいかがでしょう。

きっと、元気が湧き出て来ると思います。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

16-11-27

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