健晃堂

頭がカタイ人にならないためには

クリエイティブな生き方をするためには、頭を柔らかくしておくことが大切。

頭が固くなってしまう人の特徴は大きく分けて2つ。

・学校で習ったことが思考の枠になっている人。

・これまでの経験が思考の枠になっている人。

学校で習う知識などは、あくまで習った時点での一般教養であり、いつの時代にも通用するものではありません。

学問とは、これまで正しいとされてきたことを乗り越えながら発展していくもの。

今まで正しいとされて来たことが否定され、新しい答えが発見されても、それもまたいつかは乗り越えられてしまいます。

そのことを知らずに、これまでに身に付けてきた知識が絶対に正しいと思い込んでしまった時、人は頭が固くなってしまいます。

世の中でこれまで経験して来たことが思考の枠になっている人も同じ。

生きている時代や場所が変われば、常識や正しいとされている事柄などは、簡単に変わります。

何事も「これこれの事柄はこういうものだ」という決まりが通用するのは、限られた社会の中だけ。

ご近所さんや、勤めている会社組織、自分たちの同業者の中だけで正しいとされているだけ。

一歩外に出てみれば、そこには全く違う常識や正しいとされている価値観が存在しています。

学校で習ったことや、これまでの経験を思考の基準にすることを否定するわけではありません。

何事も、ベースとなる思考の型が無ければ、何も生み出せませんから。

しかし、その型も臨機応変に変化させたり、常にバージョンアップを繰り返すことが大切。

そのために、一番手っ取り早いのは、本を読むこと。

書物は著者の人生体験を共有できる貴重な存在です。

しかも、その体験は時空を超えて、自分の世界を広げてくれるものです。

自分の専門分野や興味のあるものだけでなく、時々全く知らない分野や、今まで興味が無かったジャンルの本を読んでみるのがおすすめ。

思考の枠が壊され、世界観の広がりを感じることが出来るでしょう。

今の自分を乗り越えて、また新しくて柔らかい自分に生まれ変わる。

バージョンアップを繰り返すことで、いつも創造性を発揮できる柔らかい頭を保てます。

頭を柔らかく保つためには、やはり読書が一番お手軽で簡単な方法。

この秋には、今まで読んだことが無い分野の読書にも挑戦してみてはいかがでしょう。

14.09.02

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