健晃堂

自分の実績を人に伝えるために大切な事

起業して、自分で自分の人生を切り開くにはインフルエンサーになることが大切とお話しさせていただきました。

今回は、少し視点を変えてお話しさせていただきます。

最近強く感じていることの一つが、

“人に教えることの大切さ”

インターネットビジネスの世界には、1億円プレイヤーになるためのマニュアルのようなものが用意されています。

簡単に説明すると、

何でも良いので最初は自分が学び行動する。

少しでも結果が出たら、すぐにそれを人に伝える。

伝えることにより、自分自身の理解も深まりさらに良い結果が出るようになる。

人に伝えたことにより、同時に仲間が出来る。

仲間も結果を出し始めると、より多くの情報を共有出来ることになる。

また、仲間も人に自分の実績を伝え始め、さらに仲間が増える。

仲間が増えると、自分一人の力では実現できなかったビジネスのアイデアを、何人かで手分けして形にすることが出来るようになる。

そうしながら、気が付いたら自分も仲間もみんなが豊かになっていく。

豊かな所には、さらに人・物・情報・お金が集まり、億万長者への道を駆け上がることが出来る。

このような流れです。

流れに乗るためには、やはり人に何かを教えることが出来るようになる必要がありますね。

最近、私は今まで自分の人生の中で大きな間違いを犯していたことに気が付きました。

この考え方が頭を支配していたために、私は今まで大成功を成し遂げられなかったのだと思います。

それは、

“人に誇れる十分な実績を作ってから、それを人に伝えようとしていたこと”

当たり前のことのように思われるかも知れませんが、これは大きな間違いです。

なぜなら、

自分一人で頑張って作った実績は、自分にしか作れないから。

他の人にその方法を伝えたところで、誰も真似が出来ないのです。

だから、伝えたところで誰一人として結果を出すことが出来ません。

ただ「あの人はすごい」と思われるだけ。

例えば、私は数年前にブログを量産する方法で毎月10万円程度のアフィリエイト報酬を得ていた時期がありました。

この手法は今でも使えるはずです。

最初は師匠に教えていただきましたが、そこからは試行錯誤しながら自分に合ったやり方に変えていき、オリジナルの手法を確立しました。

手法だけなら、とても複雑ですが時間を掛ければお伝え出来るかも知れません。

しかし、本質はそこではありません。

いつ、どんなタイミングで、どんな内容のブログを作れば収入が得られるのか?

ココだけは経験による勘が必要になって来ます。

なので、一体どう説明すれば人はわかってくれるのか?

私自身、いまだに伝え方がわからないままです。

また、治療家としても、ふくらはぎの疲労を楽にする、私独自のストレッチの手法を確立させました。

十年以上の歳月を要して身に付けた技術です。

整骨院を経営していた頃、スタッフにこの手技を教えようとしましたが、誰一人として覚えてもらえません。

教わる方は、私が何を言っているのかさっぱりわからない。

私の方は、何から伝えれば良いのかさっぱりわからない。

結局、この手技は今でも誰にも伝えることが出来ないままになっています。

ならば、どうすれば良かったのでしょう?

仲間と共に成長を続けている人達は、自分の知ったことや出来るようになったことは、すぐに人に伝えているようです。

まだあまり難しくない、大した実績では無いからこそ、人はそれらを真似することが出来るのです。

教える側と教えられる側の距離が近いからこそ、すぐにその距離を埋めることが出来る。

自分が教えた相手が何か新しい発見をすると、今度は自分が教えてもらう側に回り、また新たな実績を積み上げていく。

こうしながら少しずつ、ステージを上げていけば良いのでしょう。

大した実績も無い人間がセミナー講師やコンサルタントを名乗っていると、必ず批判する人間が現れます。

確かに、批判する人には立派な実力や実績をお持ちの方が多いようです。

ですが長い目で見れば、やはり実績も無いうちから人に何かを伝えようとしている人間の方が実力も実績も上になります。

つまり、自分から情報を発信し続けている人間が、最後はインフルエンサーとなり、人を動かせるようになるのです。

どんな小さなことでも構いません。

何らかの新しい発見や、小さな実績を出すことが出来たら。

それらを求めている人に、自分の方から積極的に伝えてみてはいかがでしょう。

それ繰り返していると、気が付いたらとんでもない地位に上り詰めて居るかも知れません。

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