健晃堂

否定の生き方 肯定の生き方

不平・不満・恨み

物事を否定的に見る

そのような孤独な人間は

自分も他人も許さないから緊張し

イライラしていて疲れている

じつは そのような人は幼児期

お母さんの愛情をもらっていないから意固地です

感謝・安心・幸せ

人生を肯定的に生きる

心豊かな人間は

自分も他人も愛し

心に余裕があります

愛のぬくもりを身につけています

彼らは

善人

悪人が混沌とする世の中が

永遠に続くと思っているから

ありのままの社会を

素直に受け入れることが出来ます

人生を肯定的に生きると

どんな人とも平等に付き合うことができます

「心がやすらぐ魔法のことば」山崎房一 PHP文庫 より引用

先日、日立製作所が管理職の年功序列を廃止すると発表しました。

終身雇用制と年功序列。

この制度は日本が1920年代に生産体制の近代化を進めるために導入した制度です。

熟練した労働者を社内に定着させるために大企業の間で広がったと言われています。

戦後の高度成長期になり、本格的な導入が進みました。

同じ企業で働き続ける社員が長期間安定して働くことができる。

多くの人がメリットを享受することで、日本の経済成長を支えてきました。

しかし、今やどの企業もグローバル競争を強いられる時代。

背景には、アメリカとソ連の冷戦の終結があります。

社会主義と資本主義の対決は、資本主義国家に軍配が上がりました。

資本主義国家の起業は次々と人件費の安い国に生産体制を敷くようになります。

日本の大企業の多くも海外に生産拠点を移し、国内での労働者の受け皿が少なくなってしまいました。

この流れは世界中の賃金格差が無くなるまで、おそらくこの先200年は続くのではと言われています。

こんな時代に、企業に一生の安定を求めることは、どう考えても現実的な話ではないでしょう。

私は身近な人達には、出来るだけ早く起業を考えて行動を開始した方が良いと話しています。

ただこのような話をすると、とにかく誤解されることが多い。

昨日お話させていただいたような「ゆるい就職」のような働き方を進めている訳ではありません。

むしろ真逆です。

死に物狂いで勉強し、これまで以上に体力と時間の許される限り働く。

そして、知識と実体験として得た経験をもとに、頭脳労働が出来るようになる。

それが出来れば、自分が何らかの価値を生み出し、世の中に貢献できるようになる。

つまり、人から必要とされる人間を目指すということです。

週5日しか働かないなど、これからの時代は逆の意味で有り得ません。

一つの会社にこだわらずとも、起業して成功し理想的なライフスタイルを手に入れたいなら、週7日働くのが当たり前のこと。

ゆるい就職などに気を引かれていては、絶対に成功など有り得ません。

そんな働き方では、何のスキルも身に付かないし。良いように使い捨てられるだけです。

最近の「ニート株式会社」や「ゆるい就職」には、私は経団連の意図が隠されているように思えてなりません。

自分達は安全圏に居ながら、若者に向け耳触りの良い言葉を発して洗脳し、低賃金で使い捨てにしようとする。

こんな風潮には決して意識を向けていただきたくないと強く思っています。

厳しい話に聞こえるかもしれませんが、それが日本人の置かれている現実なのです。

現実を無視して理想ばかり語っていても、何も得られないでしょう。

今日の本文には、「否定の生き方 肯定の生き方」というタイトルを持って来ました。

ゆるい就職の説明会に集まる若者は、否定の生き方しか出来ないように感じました。

自分自身を肯定することこそが、人より勉強し、人より働き、人より考え、頭脳労働が出来るようになり、社会に価値を提供できる人間になる第一歩だと思います。

これからの生き方の一つの意見として参考にしていただければ幸いです。

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