健晃堂

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

「嫌われる勇気」岸見一郎 古賀史健

“承認欲求を否定せよ”

誰かに認めてもらいたい、社会的に認めてもらいたいと思いながら生きていると、結局自分の人生を生きることは出来ない。

世のため人のために頑張っているはずなのに、なぜか幸せになれない。

よく言われる他人のために尽くすことが豊かに生きるコツ、などという言葉はウソだ!!

と感じた時に読んでみると深い気付きが得られる本だと思いました。

いくら人のために頑張っていると言い張ったたところで、世の中から認めてもらいたいという承認欲求が強いと、それは自己中心的な生き方にしかならない。

自己への執着を他者への関心に変える。

共同体感覚を持ち、他者への貢献を自分の関心事にしていくと、認められたいという欲求は消える。

承認欲求が消えれば、幸せな気持ちでいることが出来る。

対話形式で書かれていてとても読みやすい本でした。

心理学や自己啓発に慣れていると、最初はどこにでもある内容の本のように感じましたが、だんだん話が深くなり、改めて多くの気付きが得られました。

人は出会った全ての人から好かれることは出来ません。

常に他者への貢献を意識しながら生きていれば、嫌われる事があっても気にする必要は無い。

また、迷った時にも導きの星が見えて来る。

頑張ってるのになぜ認められない、と感じることがあればまた読み返してみたい本でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です