やわらかい心は、柔軟な体に宿ります。
体が固くなると、心も柔軟性を失いストレスに弱くなってしまいます。
そんな時に、まずやわらげる体の場所は、骨盤の底の筋肉。
簡単に出来る方法として、椅子から立ち上がったり座ったりするワークがあります。
椅子に座った状態から立ち上がる。
また座る。
これを何度か繰り返すだけ。
思考に行き詰まってしまった。
ちょっとしたことが気になってしまう。
わけもなくイライラする。
など、心の柔軟性が無くなっていると感じた時に試してみると良いと思います。
ただし、ちょっとしたコツがあります。
立ち座りを繰り返すだけで、骨盤の底の筋肉は柔軟になり心も柔らかくなるのですが、もっと効果を上げるために。
意識を向けるのは、臀部の骨の出っ張り。
座っている状態で、お尻の下に手を入れると、左右二か所の骨の出っ張りで上半身の体重を支えているのがわかります。
この骨の出っ張りは坐骨結節と呼ばれています。
左右の坐骨結節は、立ち上がると距離を縮め、座ると開くのが感じられるでしょうか。
両手を添えて、立ち座りを繰り返すと、簡単にわかるでしょう。
骨盤底筋群は、この左右の坐骨結節の間にあります。
この坐骨結節の動きを頭の中でイメージしながら立ち座りを繰り返すと、筋肉の状態もかなり良くなります。
簡単ですが、すぐに効果が実感出来る方法です。
どうしても心が固くなってしまう時などに、ぜひ活用してみて下さい。