健晃堂

心に触れるものを大切に

価値とは何か?

真っ先にイメージするのは、お金ではないでしょうか。

お金には絶対的な価値があります。

その価値を求めて日々を生きることは、本来はとても素晴らしいことのはず。

なのに、なぜか人はお金を追いかけてばかりだと幸せになれないもの。

貧しさから抜け出すため必死で頑張っていた頃は、毎日が明るくとても新鮮な気持ちで居られたのに。。。

ある程度の経済力を手にした途端、急に息苦しくなり、揉め事が増え、ストレスだらけの日々になってしまった。

精神的にも身体的にも常に不調が続き、手にしたお金は心身の治療や癒しのために消えていく。。。

身に覚えがある人も居るのでは?

自分事ではないにしても、そう話す人は周囲に居るでしょう。

こんな事になってしまっては、何のために頑張って来たのか、わからなくなりますよね。

成功すればするほど迷いが生じ、更なる悩みが増えるだけ。

そんなことにならないためには日頃から、“心に触れるもの”に価値を置いておくことが大切。

例えば、絵画、彫刻などの芸術作品。

それらは大抵、物としての価値、機能性などはほとんどありません。

けれども、その表現が心に触れて来るからこそ、人は価値を感じることが出来ます。

また、普段使っている言葉にも価値は宿ります。

どんな時に、何をどのように話すかによって、それを受け取る人の感じ方は大きく変わるもの。

価値のある言葉を使う、または価値のある言葉を話す人との関係を大切にする。

そして、心に響く貴重な経験、お金では買えない情緒的な体験に価値を置いておくことも忘れてはならないでしょう。

間違ってはいけないのは「お金“よりも”心に触れるもの」を大切にしようとは考えないこと。

価値を置くべきは「お金“と”心に触れるもの」

大切なのでもう一度繰り返します。

迷いだらけの生き方にならないためには、お金“よりも”心に触れるものに価値を置くのではなく、お金“と”心に触れるものの価値を大切にすること。

どちらかを重視するかで悩む必要はありません。

両方とも大切に出来ているかどうか、時々振り返ってみてはいかがでしょう。

16-09-16

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