健晃堂

しかめっ面をやめると疲れは減る

日常の中で多くのストレスに囲まれていると、つい、しかめっ面になってしまいがち。

たまに鏡を見ると、いつも眉間にしわを寄せている。

そう感じた時は要注意!!

知らず知らずのうちに疲労が蓄積され、いつしか大きな心身の不調を引き起こします。

たかが、しかめっ面くらいでと甘く見てはいけません。

鼻の奥には篩骨(しこつ)という骨があります。

この篩骨は、頭蓋骨の内側から背骨の内側、終点の尾骨までつながっています。

しかめっ面を続けていると、顔の鼻根筋という筋肉が緊張し篩骨を固めて、そこからつながる背骨の繋がり全体を固めてしまいます。

これはまさに、身体の芯を固めてしまうようなもの。

身体に柔軟性が無くなり、とても疲れを感じやすくなってしまいます。

しかめっ面をやめるために役立つのが“鼻筋を通す”というイメージ。

鼻筋をスッと通して、縮まっていた鼻根筋が伸びると篩骨の固まりもゆるみ、背筋も自然と伸びるでしょう。

姿勢も楽になり、身体も疲れにくくなります。

片方の手のひらを小指の付け根が眉間の辺りに来るよう、軽く額に当ててみて下さい。

この状態でゆっくり呼吸をし、息を吸い込むたびに眉間の辺りが広がっていくようにイメージしてみましょう。

1~2分ほど続け、手を放してみると、鼻筋が通り頭もスッキリするのがわかると思います。

目もパッチリして、明るくなったように感じられるでしょう。

人はストレスになるものを自然と鼻で感じています。

そのため、日常生活の中でしかめっ面になってしまうのは、ある程度は仕方が無いこと。

ですが、あまりその状態が続くと、様々な心身の不調が現れます。

最近、しかめっ面をしていることが多いと感じたら。

時々、鼻筋を通すことを意識してみることをおすすめします。

精神的にも身体的にも、日頃の疲れ方がずいぶんと変わって来るのがわかると思います。

 

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