健晃堂

心身のつながりをイメージする

精神状態が不安定で、常に悩みが無くならない。

そのためか肩が凝る、腰が痛くなる。

そんな時には、あれこれと思い悩む前に、こちらを試してみて下さい。

“足の裏のマッサージ”

自分で揉みほぐしてもかまいません。

青竹踏みなどで刺激しても良いでしょう。

足湯で温めてみる。

ゴルフボールなどを軽く踏み、心地良く刺激してみる。

など、方法は何でもかまいません。

とにかく、足裏の血行が良くなるように、しっかりとマッサージしてみて下さい。

足の裏は人の全体重を支える重要な場所。

たくさんの神経が来ています。

そして、足の裏の筋肉は、アキレス腱、ふくらはぎ、太ももの後部、臀部、腰、背中、首、頭から眉毛の先まで、筋膜という一つの組織で繋がっています。

もし、足の裏に疲労が溜まっているとしたら。

身体の背面全体のバランスが崩れてしまうでしょう。

背中が丸くなり、猫背になる。

芯がしっかりせず、良い姿勢を保てないため、すぐに体がブレる。

すると、人の脳は、姿勢と精神状態を結び付けてしまいます。

猫背になり落ち込んでいる人のような姿勢になると、精神状態も自然とうつになる。

芯が弱くユラユラした姿勢になると、心にも芯が無くなり、あちらこちらと気持ちが移り変わり落ち着きが無くなる。

このように、身体を支える重要な場所の疲労は、すぐに精神状態にも影響を及ぼしてしまいます。

こんな時、心理学的なテクニックや、自己啓発の言葉で自分を鼓舞するのは、場合によってはかなり危険。

体に無理な負担が掛かった結果、心にも乱れが生じている時。

それを力ずくで元に戻そうと、テクニックを用いてしまうと、心にも体にもさらに負担を掛けてしまいます。

そうして一度悪循環に嵌ると、抜け出すのはなかなか難しいもの。

人の心について学べば学ぶほど強いストレスを感じ、精神的に壊れていく人が増えたのはそのため。

心も体も分離させず、身体も全ては一つのつながりと捉えることが大切。

足の裏のマッサージは、すぐに効果が実感出来ます。

ただ気持ちが良いだけでなく、姿勢が伸び、肩や腰に掛かる負担が減り楽になります。

ピンと姿勢が伸びると、心も不思議なほど安定して来ます。

心と体の繋がりをイメージ出来るようになるためにも、とてもわかりやすい方法です。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

16.05.24

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