健晃堂

足腰が固くなると自分がわからなくなる

人の体は、動かしていない部分は固くなる性質があります。

寒くなり、あまり歩かなくなると足腰が固くなります。

下半身には全身の約70%の筋肉が、体を動かすために働いています。

この足腰が固くなり、あまり動かなくなると、脳と筋肉の間を行き交う信号が少なくなります。

すると、自然と頭もあまり使わなくなり、考えも固くなってしまいます。

一つの思考にとらわれて、周囲が見えなくなる。

自分自身が本来持っている能力に気が付かなくなる。

そして、目の前の物事に集中出来ず、妄想にふけるようになり、深い迷いに落ちてしまうでしょう。

迷えば迷うほど、さらに足腰は動かなくなり、思考は凝り固まる一方。

そうして、冬の間中、ドン底の気分のままで過ごすことになる。

身体の使い方を一つ間違うと、誰もがこのような状態に陥ってしまう可能性を抱えています。

自分自身を良く知り、持てる力を発揮して、心身ともに健康で豊かに生きるために。

まずは、足腰を動かしましょう。

いつもより少し長めの距離を歩いてみましょう。

それだけで、頭の回転が良くなり、スッキリする気分が味わえます。

どうしても足腰を動かすのが面倒な時は、腰から下をお風呂などでしっかりと温めてみて下さい。

温まると血液循環が良くなり、足腰にエネルギーが充満します。

余ったエネルギーを消費するために、自然と足腰を動かしたくなります。

そうやって、身体を動かしエネルギーを消費して思考も柔軟になると、爽やかな雰囲気が漂い、周囲には良いエネルギーを持つ人が集まって来ます。

良い人に囲まれることで、心の健康も保たれ、気分の落ち込みも防ぐことが出来るでしょう。

自分を知り、心の迷走や落ち込みを防ぐため。

寒くなるこれからの季節、しっかりと足腰を動かす習慣を持つことをおすすめします。

15.11.02

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