健晃堂

身近な人との正しい人間関係の構築法

身近な少人数の人を大切にして、人間関係の強化に努めていると、少しずつその輪が広がっていきます。

ある程度、周囲に人が増えると徐々に影響力が身に付いて来るでしょう。

組織に頼らず、自分の力で起業したいとインターネットビジネスを始める人は大勢いますが、影響力を持てないままでは、いつまで経っても自立出来ません。

インターネットの活用方法を身に付け、急にビジネスを拡大したように見える人でも、影響力を身に付けるまでには長い年月を要しているものです。

では、身近な少人数の人達を大切にしていれば、必ず影響力が身に付いてくるのでしょうか?

残念ながら、いくら人を大切にしているつもりでも、大切なポイントを外し間違った行動ばかりしていては、何年経っても何も変わりません。

間違った行動にならないために、外してはいけない大切なポイントとは、

“相手の自尊心を満たす言葉を掛けること”

人には自尊心の3大欲求というものがります。

・人に好かれたいという思い「好感」

・大切な存在と認めて欲しい「重要感」

・優れている人と思われたい「優能感」

大切にすべき人と接する時には、常にこの3つのポイントを意識しておきましょう。

「あなたと話していると楽しい」「一緒に居ると落ち着く」など、何でも良いので好感を感じたままに伝えてあげることが大切です。

また、「あなたの代わりは他に居ない」など、自分にとって大切な存在である事を、伝えてあげましょう。

そして、相手の優れているところを見つけては、それを伝えてあげる。

本人が気付いていない価値を教えてあげることが出来れば、信頼度は一気に上がるでしょう。

大切なので、もう一度強調しておきます。

人を大切にするということは、“相手の自尊心を満たす”ということです。

見方を変えれば、この3つがスムーズに出てくる人こそが、自分にとって本当に大切にするべき存在の人。

人の自尊心を満たすための行動を続けていれば、必ずその人たちは自分の味方になってくれて、影響力を持たせてくれるでしょう。

ここがポイントです。

影響力とは、自分の方から行使するものでは無く、人に持たせてもらうもの。

この考え方を持つことは、どんな生き方を目指すにしろ、とても重要になるでしょう。

多くの人がやってしまいがちな、人を大切にしようとして取ってしまう間違った行動からは、共通して相手の自尊心を下げる言葉が聞かれます。

もしあなたが誰かから、

「成功するためには人間的魅力を磨くことが大切。あなたの為に素晴らしいセミナーを紹介しましょうか?」

などと言われたらどうでしょう?

「あなたには人間的魅力が欠けている、だから学んだ方が良い」

と言われているように感じてしまうのでは?

上から目線で、何とも言えない嫌な感じ。

しかも、相手は良かれと思ってくれているわけだから、怒るわけにもいかない。

作り笑顔で、その場を切り抜けるだけでしょう。

例え、相手は本心から人間関係を大切にしようと思っていたとしても、その気持ちは伝わらないはずです。

同様に、何らかの商品を勧められたり、情報を教えてくれる人に対しても、似たような気持ちになるのではないでしょうか?

身近な人たちを大切にすることが、豊かに生きるためには大切。

などという話は、その辺りに溢れ返っているので、誰しも心掛けているでしょう。

でも、人を大切にすればするほど、周囲から人が居なくなる。

そう感じていたら。

これらの例と似たようなことを、やってしまっているのではないでしょうか?

このような、相手の自尊心を満たすことが無い親切であっても、受け取ってくれる人も居るはずです。

ただし、その人からは必ず今度は自分が何かを受け取らなくてはならなくなるでしょう。

こんなことを繰り返していては、本心ではお互いに信頼関係の無い、建前だけの人間関係が膨れ上がってしまいます。

それって、ストレスになるだけですよね。

影響力が身に付くどころか、逆に人の影響力に振り回されるだけの毎日になってしまうでしょう。

“相手の自尊心を満たす言葉を掛ける”

人を大切にするためには、この気持ちと行動が大切。

もちろん、凡事徹底。

それなら知ってる、では何の意味もありません。

いつも心掛けている、だけでは何もやってないのと同じです。

究めるんです!!

相手の自尊心はどうやったら満たされるのか?

徹底的に究めるのです。

究めることが出来たら、面白いことが起こります。

日々、人と接する時に参考にしていただけると幸いです。

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