健晃堂

即効で心身の疲労をリセットする方法

“空を見上げる”

以上、これだけです!!

そんなことで疲労が
リセットできるのか?

はい。

“空を見上げる”

何も余計な事は一切考えないで、
空を見上げてみて下さい。

室内で仕事をしている人は、
出来れば外に出て下さい。

どうしても外に出る事が
出来ないのであれば、

窓から顔を出して、
空を見上げて下さい。

“余計な事は考えずに”

。。。。。。。

納得いきませんか?

では簡単に説明します。

人間が日頃、
頭で処理している情報のほとんどは、
視覚を通じて受け取っています。

そして、

目の働きも自律神経によって
自分の意志とは無関係に
支配されています。

人間の目は本来は、
あまり近くを見るようには
出来ていません。

近くを見る時には、
毛様体筋という筋肉が緊張し、
これは交感神経によって
調節されています。

今の日頃の生活を
振り返ってみると、
どのように感じますか?

パソコンやスマホ
それだけでは無く、
何をやっている時でも、
近くばかり見ているのでは?

つまり、

ずっと交感神経を活動
させっぱなしにしているんです。

アクセルとブレーキに例えれば、
交感神経は人間の体を
コントロールする上で、
アクセルのような
役目を果たしています。

近くばかりを見ているということは
極端な言い方をすれば、
車を運転しながらずっと、
アクセルを踏みっぱなしの状態。

現代では当たり前のような
生活習慣ですが、
本来の人間にとっては
かなり不自然なことです。

それに対し、

一日の中で
どのくらい空を見上げますか?

全く見上げることが無いという日も
少なくないのでは?

空を見上げると、
目の焦点は強制的に
遠くに合うようになります。

空を見上げながら
近くに焦点を合わせようとしても
何もありませんから、

自然と毛様体筋の緊張は和らぎ、
交感神経は仕事から解放され、
心も体もリラックス状態になります。

“何も考えずに”

空を見上げることで、

心も体も緊張が強制的に
リセットされるんですね。

それに、

空を見上げるのは、

人間にとっては本来は自然な行動。

天候や時間を知るために
太陽の位置を見たり、
雲の流れを観察したりといった行動を
人間は何万年も続けて来たはず。

私が子供だった30年ほど前ですら、

太陽の位置を見たり
雲の様子を観察して、
時間を知ったり、
天気の変化を予測するのは、
普通のことだったような
覚えがあります。

天気の変化や時間という
大切な情報を得るために、

本来の人間は自然と、
頭の疲れがリセットされるように
なっているんですね。

インターネットの登場で
情報の流れが速くなり、
人は瞬時に何らかの決断を
迫られる機会が増えました。

そのため急速に
時代の流れが速くなり現在は、
ドッグイヤーと表現されるよう、
インターネットの登場以前の
7倍のスピードで時間が
流れていると言われています。

そんな時代を生きる中、
本来は当たり前だった、
空を見上げるということすら
出来なくなってしまって、

そのことに対して、
ほとんどの人が疑問すら抱かない。

こんな暮らしを続けていては、

誰もが心身の健康を壊す
危険の高い生き方を
しているのかも知れません。

空を見上げることが出来なくても、
窓から遠くの景色を眺めることで、
同じように心身の疲れを
リセット出来ます。

ただし都市部に住んでいると、

遠くに仕事を連想させる
ビルなどが見えたりと、

目の疲労は回復しても、
心までリセットするのは
難しいでしょう。

やはり、

空を見上げること。

本来の人間にとって
当たり前の行動を
当たり前のように
やってみるだけで、

心身の疲れを
リセット出来ます。

頭の片隅にでも置いておいて、
疲労を感じた時に思い出して
いただけると幸いです。

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