健晃堂

成功者の読書への観点

物心ともに豊かに生きるため、
読書の大切さは誰しも子供のころから
教わって来ていると思います。

本を読むことに対して、
得意・不得意、好き・嫌い
があるのは仕方の無いことでしょう。

しかし、

どんな分野においても、
成功者と呼ばれる人達は、
必ずと言っていいほど、
大量に本を読んでいます。

読書が好きか嫌いかに関係なく、
様々な書物を読み漁っています。

活字が嫌いで読書が苦手でも
たくさん本を読む人が知っている事、

それは、

一旦成功出来れば、
“勝ち逃げ”出来る。

言葉の表現方法は違っても、
この“勝ち逃げ”という観点は
成功者はみんな持っているようです。

昨日は沸騰の話をしましたが、
水を沸騰させるためには
加熱し続ける必要があります。

温めてはやめて、
また加熱してはやめて、

こんなことを繰り返していたのでは、
いつまで経っても水は沸騰しません。

富を創造出来るようになるため、
必要な量のインプットと、
思考力を手に入れるためには、
読書も続ける必要があります。

本を読むのが苦手だから、
いつまで経っても成功できない
と話す人は、

たまに読んではやめて、
また一念発起して読書を始めると、
すぐにあきらめてやめてしまう。

これではいつまで経っても
水が沸騰しないのと同じで、
なかなか成功に必要な知識も思考力も
得られないでしょう。

私自身の経験で言えば、
二十代の頃は整形外科リハビリ室に
勤務していました。

様々な怪我や疾患で
毎日たくさんの患者さんが来られます。

とにかく忙しい中、
先輩たちは限られた時間の中で
患者さんの話を聞き、
自分の知識と照らし合わせ、
一人一人に合わせた治療方針を決める。

膨大な整形外科疾患に関する情報の中から
目の前の患者さんに必要な知識を
すぐに引き出し、
応用させる仕事の速さに、

あの人たちは天才だ。
とても自分には真似出来ない。

と感じていました。

しかし、

絶対に自分には無理、
と思っていたことでも、

毎日のように本や文献を
読んでいると、

ある時、

突然にひらめきが起こるようになり、
同じことが出来るようになりました。

一度そうなってしまうと、
また出来なくなることはありません。

難解で意味不明の専門用語が並び、
とにかく理解するのが苦痛だった
文献なども簡単に読めるようになり、

自分の専門分野においては、
自信を持てるようになりました。

似たような経験がある方も多いのでは?

その経験を思い出せば、
“勝ち逃げ”とはどいうことか
イメージ出来ると思います。

どんな分野であろうと、
何の仕事であろうと、

一旦成功してしまえばあとは時々、
それを維持するだけの
時間と労力を注げば良いだけ。

そこに辿り着くまでに、
本を読むことをやめてしまったり、
長期間中断していては、

いつまで経っても同じです。

一旦成功出来れば、
“勝ち逃げ”出来る。

この観点を持って、
次々とひらめきが起こるようになり、
たくさんのアイデアが
浮かんで来るようになるまで、

自分に鞭を打って、
読書を続ける期間も
どこかで持ってみては、
いかがでしょうか。

苦痛に感じても、
沸騰するまで続ければ、
あとは勝ち逃げできると思います。

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