健晃堂

柔軟な思考で過ごすには?

三月も残り一週間になりました。

考えることが多過ぎて、
なかなか物事が前に進まない!

特に理由は思い当たらないが、
いつも追い込まれたような気分になる!

こんな時に、落ち着いた柔軟な思考を
取り戻すためには?

日常で目にする光景の中で、
汚い物ばかりを見るのではなく、
きれいな所に目を向けましょう。

ポカポカと暖かくなり、
外出しやすくなるこれからの季節。

花や自然、日ごろ目にする事が無い
きれいな景色などを見ていると、
自然と心が落ち着いてきますよね。

反対に、公園などに出かけても、
ゴミ場に目を向けていたのでは
あまり楽しめないでしょう。

むしろイライラしたり、
余計に気分が落ち着かなくなります。

同じようなことが
人と接する時にも言えるでしょう。

目の前の人と接した時に、
相手の嫌な部分にばかり
目を向けていたのでは、
誰と会っても楽しくないし、
落ち着きません。

また、人の長所を見つけても
嫉妬心を持つのと、
憧れの気持ちを持つのでは、
脳の中の働きが大きく変わります。

人の脳の中には、
超前頭野と呼ばれる部位があり、
今までの経験や知識を整理して
難しい問題などを解決し、
適切な判断を下す働きをしています。

人に対して嫉妬心を持ったり、
嫌な所に目を向けると、
ここがヒートアップし過ぎて、
頭の中がぐちゃぐちゃな状態に
なるようですね。

反対に人の良い所に目を向け、
憧れのような気持ちになると、
超前頭野が冷静に働き、
思考が整理されて来ます。

この超前頭野が発達するほど、
思考が柔軟になり
人格も丸くなるとされています。

脳のある部分を発達させるには、
低酸素状態にすることが大切!

と言っても、何のことだか
さっぱりイメージ出来ないですね。

要するに脚の筋肉を鍛えようと思えば
脚の筋トレが必要なように、
超前頭野を鍛えるためには、
ここのトレーニングが大切、
ということです。

そして、このトレーニングというのが

きれいな物や景色に目を向ける。

人と接する時には、長所に目を向け
憧れのような気持ちを持つ。

そうすると、超前頭野に負荷が掛かり、
働きが強化されてきて、
柔軟な思考で過ごす事が
出来るようになって来ます。

何事も日々のトレーニングが必要です。

ちょっとした隙間時間などに、
意識してきれいな物や景色を
探してみてはいかがでしょう?

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