健晃堂

心のケガ回復のコツ

仕事や様々な活動に
積極的に取り組んでいる人ほど、
心を打ちつけられるような出来事に
遭遇する機会が増えるでしょう。

心のケガを負ってしまった時に
回復を長引かせないために大切なのは、

“呼吸を意識すること”

ゆっくりと大きく息を吐くことに
意識を向けることが大切です。

人は心を大きく打ち付けられた時に
浅くて早い呼吸になってしまい、
常に緊張した状態が続くことになります。

この緊張は体にも大きなストレスを与え
自律神経失調症などにつながるので
早目にやわらげておきましょう。

心のケガを早く回復させるための呼吸には
いくつかのポイントがあります。

まずは、息を吸う時には体が大きく膨らみ
吐く時には風船の空気が抜けるように縮む
のをしっかりとイメージしましょう。

大げさすぎるくらい
体を大きく膨らませたり
縮めたりしながら呼吸を行いましょう。

その時に意識を向けてほしいポイントは、

“背中の肩甲骨のやや下あたりの位置”

息を吸い込む時には、
この辺りの位置を起点に体を起こします。

大きく息を吸い込んだ後には、
ここがゆっくりと伸ばされるように
体を前に倒しながら息を吐きましょう。

肩甲骨のやや下あたりの背中のポイントは
心を大きく打ちつけられた時に、
必ず強く緊張するところです。

私は柔道をやっておりましたが、
畳に投げつけられた時にここを強く打つと
すぐには息が出来なくなるのを
感じることが何度となくありました。

この位置は呼吸運動と密接に関わり、
心と体の橋渡しをする大切なポイントと
いうことが出来るでしょう。

心に強い打撲を負いケガをした状態は
かなり長期にわたって深い傷となり
残ってしまうことも少なくありません。

その心の傷は
様々な体の不調も引き起こします。

心身のバランスを整えるために
呼吸が大切だということは
多くの人の知るところでしょう。

その呼吸によってコントロールできる力を
最大限に発揮するコツは、

呼吸運動に密接にかかわる
肩甲骨からやや下辺りの背中の緊張を
和らげるように意識することです。

予期せぬ出来事に遭遇して、
大きなショックを受けた時に使えるよう、
身に付けておくことをおすすめします。

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