健晃堂

環境の変化に強くなるための習慣

環境の変化に強い人。

気候にあまり影響を受けず、心も体も比較的安定した状態で過ごしている人。

そんな人には、ある習慣を持つ人が多いようです。

おそらく、誰でもやろうと思ったことがあること。

その習慣とは?

“日記を付ける”

なぜ日記を付ける習慣が、日々の心身の状態を安定させるのでしょうか。

心と体には深いつながりがあります。

頭で考えていることは、脳からの信号となり、体に様々な影響を与えます。

なので、心と体の安定を保つには、自分自身がどのような精神状態で日々を過ごしているのかを客観視する必要があります。

しかし、この自分を客観視するということが、普通はなかなか出来ません。

日記を付けるという行為は、その日の出来事や、行動した内容、感じたことなどを書き出すということ。

自分の書いた文章を読んでみると、どのような気分になるかイメージしてみて下さい。

嫌な思いや、イライラした出来事など。

このような話を文章にして書き出して読んでみると、決して良い気分にはならないでしょう。

そのように感じた時点で、別の思いが生まれ、違う文章に書き換えるかも知れません。

そうすると、書き換えた通りの精神状態になるはずです。

自分の書いた文章を読んでみて、どんな気分になるか想像してみて下さい。

その日に起きた嫌な経験やイライラした出来事など。

このような話を自分で文章にして書き出して読んでみると、あまり良い気分にはならないでしょう。

文章で、楽しかったことや良い経験、勉強になったことを書きながら、頭の中だけは怒り狂っていたり、気分が沈んでいる、という状態にはなれないものです。

つまり、日記を付けることによって、人は精神状態をリセット出来るのです。

精神状態は自律神経の働きのバランスにも、大きな影響を与えます。

心と体をコントロールする自律神経の働きが、大きく狂うことなく常に安定しているため、環境の変化にも強くなるというわけです。

ポイントは、必ず手書きで文字を書くこと。

手書きの文字には、必ずその時の精神状態が表れます。

心が乱れている時には、必ず文字も乱れるもの。

逆に、文字をゆっくり丁寧に書けば、不思議なほど心もそれに合わせて落ち着いて来ます。

日記は毎日つけるのが理想ですが、それがプレッシャーになってしまっては意味がありません。

気候が不安定で心も体もバランスを崩しやすい季節には、出来る範囲で日記を付けることを意識してみてはいかがでしょう。

意外なほど、大きな効果が感じられると思います。

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