姿勢の乱れは心の乱れ。
背筋をピント伸ばすと、落ち着いた精神状態で高い集中力が発揮出来、仕事の能率も上がります。
しかし、姿勢を正すのは案外疲れるもの。
背筋を伸ばそうとすればするほど、身体の他の部位に力が入ってしまい、逆に集中力が乱れてしまうケースは少なくありません。
そんな時には、姿勢を正すためにいくつかのコツがあります。
その一つが呼吸の仕方。
“いつもより少し上の層の空気を吸うようにする”
鼻で息を吸う位置が、ほんの少しだけ上に来るようにイメージしてみて下さい。
座っている時、歩いている時、立ちっ放しの時。
どんな場面でも、少し上の層の空気を吸おうとイメージすると、自然と頭が持ち上がります。
ずっとこの呼吸を続ける必要はありません。
集中力が乱れて来た、仕事や作業の能率が落ちて来た、そう感じた時に思い出して試してみて下さい。
仕事の能率を上げるためには、本当は背筋の伸びた正しい姿勢の維持が出来れば理想的。
安定した精神状態で、高い集中力を保てるでしょう。
とは言え、外部から様々な情報が飛び込んで来たり、多くの活動に取り組んでいると、正しい姿勢の維持は至難の業です。
現実的に、なかなか出来ることではありません。
ならば、いくつかの姿勢を正すコツを身に付けておき、時と場面に応じて使い分けるのが良いでしょう。
そのための一つの方法として、いつもより少しだけ上の位置の空気を吸うようにする。
ぜひ、活用してみて下さい。
効果をとても実感しやすい方法の一つです。