4月は環境も人間環境も新しくなり、緊張する場面も増えるもの。
新しい活動に取り組む時や、慣れない仕事に向かう時などは、固くなってしまうことも多くなります。
緊張すると、どうしても本来の力が発揮出来なくなる。
リラックスしたいのだけれど、なかなか緊張がほぐれない。
そんな時に、少しでも緊張を和らげるコツがあります。
“親指の力を抜くこと”
無理にリラックスしようとすると、余計に緊張してしまうような時は、あれこれ考えず手の親指だけに意識を向けてみて下さい。
指を回したり、ストレッチしたり、ブラブラさせてみて親指の力を抜いてみましょう。
心と体は繋がっていて、体が固くなると必ず心も緊張するものです。
親指は、全身と比較すると小さく見えますが、この部分の緊張の影響は侮れません。
手の親指に力が入ることで、前腕、上腕、肩から胸へと緊張が伝わります。
すると、姿勢も猫背気味になり、呼吸が浅くなります。
深い呼吸が出来なくなり、自律神経がいつも緊張方向へ傾いた状態になります。
そんな状態のまま、いくらリラックスしようとしても、なかなか上手く行きません。
精神的な緊張を和らげるためにも、まずは親指の力を抜くことがとても大切です。
緊張から来る動悸を防ぐ方法としても、とても有効的です。
ぜひ、活用してみて下さい。