健晃堂

体を冷やさないために

運の良くなる体つくりのポイントの一つ。

体を冷やしてはいけない理由についてお話しさせていただきます。

冷えは万病の元、と言われるように、体を冷やすと様々な心身の不調が発生します。

それともう一つ、

運を逃してしまう大きな理由が、

“見た目の第一印象を下げてしまうこと”

体が冷える理由は、

・エネルギーを作り出せていない。

・エネルギーが循環していない。

主にこの二つです。

エネルギー不足になると、顔色は悪くなり、肌のつやも無くなってしまいます。

冷えは人の見た目にも大きく関係して来るんですね。

なので、運の良くなる体つくりに、冷え対策はとても大切です。

特に夏は、冷房や冷たい物の飲み過ぎで冷えないように十分に注意しましょう。

……

それはそうだけど、

当たり前の話じゃないの?

これだけで終わると、そう言われますよね。

冷えの予防や改善の方法は、情報がいくらでも溢れているので、既にいくつも取り入れてやっている。

でも、あまり効果が感じられない……

もし、そう感じていたら“何をやるか?”よりも“何をやめるべきか?”に意識を向けてみましょう。

間違った健康法を取り入れていることが原因で、慢性的な冷え性に悩んでいるケースがよくあります。

私が治療師として活動していてよく出会う、冷え性に悩む人たちが行っている間違った健康法とは?

“水をたくさん飲む”

これが原因で、冷えを悪化させている人の何と多いことか!!

健康ブームの昨今では、水を飲むことの重要性が様々な所で語られています。

人間の体の約60%は水分で出来ている。

水分を介して老廃物は外に出されるので、水分不足になると体が澱んだ状態になる。

だから、毎日2リットルの水を飲んで、体を常にキレイに保つことが健康には大切。

簡単に言えば、このような理由ですね。

この理屈は、もちろん間違ってはいません。

水分補給は確かに健康にはとても大切です。

だからと言って、飲みたくもない水を毎日2リットル、まるで義務のように飲み続けるのは、あまりにも短絡的と言わざるを得ません。

なぜなら、人が普通に活動する上で必要とされる水分量は、1日1.5~2リットル程度。

この量は、普段の食事の中に含まれる水分も含めての数字です。

1日3食普通に食べる人であれば、食事と喉が渇いた時に飲む水分で十分に足りる量なのです。

なのに、飲みたくもないのに、

いや、

むしろ苦痛を感じながら、無理矢理水分を補給していたら体はどうなると思いますか?

人の体はいくら水分を取ったところで、血液中の水分量は一定に保たれるように腎臓で調節されています。

なので、余った水は体内に溜まったままになってしまい、体から熱を奪います。

だから、いつも冷えたまま……

冷房に当たると体内の水分が冷やされ、エネルギーがなかなか全身に行き渡りません。

しかも、すぐに顔や手足がむくんでしまう。

こんな状態になりながらも、まだ健康の為にと、一日のノルマのような感じで水を飲み続けていると……

本当に心身ともに冷え切ってしまい、全く動けなくなってしまいますよ!

水を飲むことが健康に良いと語られるのには訳があります。

理由の一つに、世の中の成功者と呼ばれる人たちが、みんな水をよく飲んでいるから。

講演などを聞きに行くと、必ずと言って良いほど側にペットボトルが置かれていますよね。

成功者は健康の大切さを語り、日頃の習慣の一つに水を飲むことを挙げる人は少なくないでしょう。

ですが、

そのような話をする成功者の話し方、一挙手一動をよく観察してみて下さい。

普通の人が話す時よりもエネルギーに満ち溢れ、話している最中にも動き回っていませんか?

大きな成功を成し遂げる人は、セミナーや講演では熱く語り、日常のあらゆる場面で大きなエネルギーを消耗しています。

当然、人の何倍も汗もかくでしょう。

だから、水をたくさん飲むことが健康のためには大切なんです。

普通の人が普通に暮らし、普通にエネルギーを消耗しながら生きていく上で、1日2リットルの水を飲むことなど、健康に良い訳がありません。

体を冷やすだけでなく、腎臓の機能にも大きな負担を掛けてしまうでしょう。

その結果、水をたくさん飲むようになってから、やたらと疲れる、元気が無くなるといった悪循環に嵌ってしまいます。

強運を持ち次々と物事を成し遂げていく人たちの、エネルギー消費の方法を真似せずに、水を飲むという習慣だけ真似たところで、運の良い体はつくれません。

水分補給については、特別に意識しなくても、足りない時は喉が渇き水が飲みたくなるように、人の体はきちんと出来ています。

飲みたくもない水を無理矢理飲み過ぎて、体を冷やし肌の色が悪くなったり、むくんだ顔になったりして、見た目の印象を悪くしてしまわないように。

くれぐれも、今の時期は特に、ご注意下さい。

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