健晃堂

ストレス耐久性を高めるには?

パソコン一台あれば、いつでもどこでも取り組めるインターネットビジネスは、一見すると楽に稼げそうなイメージがあります。

しかし、どんなに素晴らしいスキルを覚えたとしても、多くの人が稼げないのが現実。

その原因の一つとして、ストレスへの対処が上手く出来ていないことをお話しさせていただきました。

続きとして、日々曝されるストレスに耐えるための体力についてお伝えさせていただきます。

こちらも医学的には、正確な分類ではなく正しい言葉ではありませんが、イメージしやすいように4つに分けてみます。

 

 
1、運動力

身体や脳を動かすための力です。

筋力や持久力といった、一般的にイメージされる体力ですね。

あまり細かい説明は要らないでしょう。
 

 
2、免疫力

菌やウイルスに感染した時に、それらに対抗して病気にならないようにする力です。

風邪をひきやすい人と、なかなかひかない人は、この免疫の力の差になります。

こちらも何となくイメージは出来るでしょう。
 

 
3、治癒力

人間には、怪我や病気を自分の力で治す自然治癒力が備わっています。

心の病なども同じで、この治癒力が高ければ、精神的に大きなダメージを受けても、自分自身の力で回復させることが出来ます。
 

 
4、調整力

心と体の状態を、本来の一番自然な状態に調整するための力です。

身体のゆがみなども、調整力がきちんと働けば、自然と元通りになります。

また、温度や湿度などのストレスが加わっても、その環境の中で快適に過ごせるよう、自然と身体機能も調整されるようになっています。
以上の4種類の体力が、ストレスから身を守るため常に働いてくれています。
 

 
ここで大切なのは、この4つは働くためのエネルギーを共有しているということ。

なので、どこかで大きくエネルギーを消耗してしまえば、他の体力が働けなくなってしまい、精神的にも身体的にも様々な不調が出現します。

例えば、10のエネルギーを持っているとしましょう。

急に湿度が上がり、朝晩の温度差が激しい時期には、それらのストレスに耐えるために調整力が3のエネルギーを使うとします。

毎日、長時間パソコンの前に座り、姿勢の維持のために体力を使ったり、頭をフル回転させて考え事をすることで、運動力が4のエネルギーを消費します。

さらに、高温多湿になると夏風邪のウイルスが暴れ出し感染してしまうと、免疫力がエネルギーを消費します。

2のエネルギーを使うすると、残るは1だけ。

そんな時に、何らかの精神的ショックを受けるような出来事に遭遇すると……

1のエネルギーだけでは、治癒力が働けません。

なので、精神的に立ち直れない期間が長くなります。

治癒力に働いてもらうため、エネルギーを回復させるべく消費を抑える必要があります。
しかし、調整力と免疫力によるエネルギー消費は、自分の意志でコントロール出来ません。

自分で調節できるのは、運動力によるエネルギー消費のみ。

こんな時に無理矢理に身体を動かしたりすると、さらに回復まで長引くだけ。

いっそのこと、精神的にもどん底まで落ち込んでしまって、何も考えず全く動かない時間を過ごした方が、運動力によるエネルギーの消費分を治癒力に回せて、早く立ち直れるでしょう。

そうは言っても、

なかなか休んでばかりいられないのが、今の世の中の現実ですよね。

常に運動力によるエネルギーを使い続けるため、いつまで経っても立ち直れず、そのうちに免疫力や調整力もエネルギーが不足して、自律神経失調症などになってしまいがちです。

ならば、ストレスに耐えるためのエネルギーはどうして蓄えたら良いのでしょうか?

ポイントは、自分の意志では調整できない免疫力と調整力。

この二つにエネルギーを出来るだけ消耗させないこと。

菌やウイルスによる感染を出来るだけ防ぐ。

姿勢なども、日頃から出来るだけ背筋を伸ばすよう心掛ける。

そして時々、自然と一体化すための時間を持つ。

豊かな自然環境に身を置くだけで、心身の疲労の回復を感じたような経験はありませんか?

これは調整力がエネルギーを使う必要が無いため、その分他の体力にエネルギーを回せるから。

大都市に住んでいる人でも、必ずしも田舎に出掛けて行く必要はありません。

都会の中でも、自然の風や空気を感じられるところがあるはずです。

そういった環境の中で過ごす時間を持つことも、ストレス耐久性を高めるためには、とても大切な要素です。

ネット起業家などが、頻繁に自然環境の中で遊んでいる写真をSNSなどにアップしているのを見たことがあるでしょう。

成功者ほど、ゆっくりとした時間を過ごしているようですね。

豊かさを手に入れるためには、どんな仕事をするにしても、必ず大きなストレスと戦わなければなりません。

ストレス耐久性を高めることは必須。

その為には、意識しなければ現代人が忘れがちな、人間も自然の一部であるということを時々再認識することが大切です。

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