急に朝晩の気温が下がる季節。
起床時に首が痛くて動かせない。
左右に回そうとすると強い痛みが出る。
このように首を寝違えることが多くなります。
経験は誰しも一度や二度はあるのでは?
ある朝突然、首が痛くなる寝違いの原因を挙げてみます。
・寝ている時の無理な姿勢
・日々の首にかかるストレス
・内蔵の疲れが首周辺に反射されて緊張している
など様々ありますが、いずれにしても寝違いは辛いもの。
寝違えてしまった時の特効ツボを紹介します。
手の甲に、落枕(らくちん)のツボがあります。
位置は人差し指と中指の間で、握りこぶしを作ると出来る指の付け根の関節の間にあります。
寝違いは東洋医学では頭が枕から落ちた状態。
落枕という名前の通り、寝違時にはこのツボに痛みが出てきます。
痛みがひどい時には首をマッサージしたり、無理なストレッチは禁物。
落枕のツボを自分で刺激してみて下さい。
押すと痛みがあるのがわかるでしょう。
刺激の方法は痛めた首の方のツボを、反対側の親指でしっかりと押さえます。
押さえながら首をゆっくりと回すと、少しずつ動かしやすくなって来ます。
寝違いの予防
・自分に合った枕を選ぶ。
・長時間同じ姿勢をなるべく続けない。
・暴飲暴食を避け、肝臓の負担を減らす。
これからの季節、首の周辺の筋肉を冷やさないことも大切。
落枕のツボは簡単に刺激出来るので、覚えておいて損はありません。
首周辺を温かくして、辛い寝違いをしっかり予防しておきましょう。