健晃堂

ダイエットに成功する人・リバウンドする人

夏は頑張って痩せたが、秋になり食欲が止まらない。

夜中にお腹が空いてしまう。

リバウンドしないダイエット方法は無いんでしょうか?

よく聞く話ですね。

一時的には成功したが、リバウンドしてしまう人。

理想の体重と体型を維持出来る人の違い。

それは、

“ずっと続けられる方法を選択しているかどうか”

ここを意識することが長期的に成功させるには大切。

辛い運動や食事制限など、苦痛を伴うものは長続きはしません。

あまりにも偏った食生活を送る方法も同じです。

これらの方法では、頑張って理想通りの結果が得られた時点で、もう続ける気力が無くなります。

辛い食事制限の後には、今まで我慢の反動で思いっきり食べてしまい、食欲が止まらないといった状態になりがち。

運動も苦痛を感じるやり方では目的を達成したら、それ以上続ける気が起きなくなるでしょう。

当たり前の話ですよね。

それでも多くの人が苦痛を感じる方法を選択するのは?

短期的に見ると、目に見える成果が現れやすいからでしょう。

知り合いが2カ月で10g痩せた。

実際にそんな人を目にすることで、

辛い食事制限にも運動も耐えて頑張ろう!!と気合が入ります。

2カ月に誰かの結婚式でドレスを着るので、何としてもそれまでに痩せたい。

などの明確な目的がある場合は、気合で辛いダイエットに取り組むのも悪くは無いでしょう。

後のことは目的達成後に考えれば良い事。

しかし、目的も無く一時的にダイエットに成功しても、リバウンドしてしまっては何の意味も無いですよね。

ならば最初から、明らかに長続きしないと思われる方法は選択しない方が良いでしょう。

ただし、これも人それぞれ。

やる前から明らかに長続きしないと決めつけるのもまた問題です。

「運動は嫌いだから他の方法で痩せたい」

などと言っている人に限って、ランニングを始めてみると病み付きになったりします。

すっかり細い体型が当たり前になって、マラソン大会にまで出場するようになった人。

身近にもかなり居るのでは?

「甘いものがどうしてもやめられない」

こんな人が、思い切って甘い物を食べる習慣をやめるとその後、全く食べなくなることもあります。

甘い物を食べない方がストレス無く過ごせると気付いた。

そんな人も少なくありません。

人は本能的に苦痛を避け快楽を求める生き物です。

しかし、何が苦痛で何が快楽なのかは、自分自身が勘違いしていることが多いのです。

甘い物を食べることが快楽と感じていたのに、やめてみると食べない方が心も体も健康的で快適に過ごせると気付いた。

運動は苦痛だと思っていたが、始めて見ると体を動かさない生活の方がもっと苦痛で運動不足を避けるようになった。

・苦痛だと思っていたことが本当は快楽だった。

・快楽を感じていたことが実は苦痛を引き起こしていた。

これに気が付いた時、リバウンドすることなく長期的に理想の体重と体型を維持出来るようになります。

出回っている数々のダイエット方法は、医学的・栄養学的にもきちんと研究され効果が証明されている物から、全くの詐欺的な物まで玉石混同。

何が本物で何が嘘なのか?

偉いお医者さんや専門家でも、誰にもわかりません。

誰がやっても同じ効果が出る方法は存在しないのです。

なので何事も実践してみることが大切。

自分で実際に行ってみながら、楽しく続けられる方法を見つけてみませんか?

こうすればダイエットに成功できるという話はあまりにも多いので、具体的な方法は他に譲ります。

ここでは心身ともに健康で社会的にも充実した生き方を実現するため、ダイエットで気をつける事をお話させていただきます。

来週も、もう少しこの話を続けたいと思います。

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