健晃堂

骨盤の筋を緩める

4月も2回目の土曜日になりました。

年度が変わり新しい気持ちで
仕事でも突っ走って来たのが、
心身ともに急に動けなくなった。

こんな状態に陥っている人が
今の時期とても多いようです。

もしそうなってしまったら、
骨盤底筋群と呼ばれる部分を
リラックスさせてみましょう。

この筋肉の働きや構造は複雑なので、
ここではひとまず、
リラックスさせる方法の一つを
紹介させていただきます。

1、両足を肩幅に開いて立ちます。

2、両手で臀部にある骨の出っ張り、
坐骨結節に触れます。

3、軽く体を後ろに反らせ、、
息を大きく吸い込んで、
左右の出っ張りが近づくのを
意識しながら感じてみて下さい。

4、今度は体を軽く前に倒し、
息をしっかりと吐きます。
出っ張りが離れるのを感じることが
出来るでしょうか?

立った状態での深呼吸に合わせて、
坐骨結節と呼ばれる骨の出っ張りが
近づいたり離れたりする感覚を、
はっきりと意識してみて下さい。

何度かこれを繰り返すうちに
自然と骨盤も緩み、
気持ちもリラックス出来るでしょう。

息を吸いながら、坐骨結節が近づく時は
骨盤底筋群には力が入り縮んでいる状態。

息を吐きながら、坐骨結節が離れる時は
筋肉が緩みリラックスしている状態です。

この収縮とリラックスがスムーズに
交互に出来るのが理想なのですが、
心も体も疲れ果てて、
突然集中力が切れたり、
何も出来なくなった時には、
骨盤底筋群が収縮したままに
なってしまっています。

この筋肉が収縮したままの状態になると、
骨盤の動きにロックが掛かり、
息を吐き切る深い呼吸が行えなくなり、
リラックス出来ません。

人は集中したい時には、
骨盤底筋群を収縮させることが必要です。

ただし、この筋肉が
いつも緊張したままの状態が続くと、
体が休むヒマがありません。

自分では意識していなくても、
すでに集中している状態なので、
何かを考え始めたら、
止まらなくなりがち。

そして考え過ぎて睡眠不足になったり、
エネルギーを消耗し過ぎて、
いつの間にか心身ともに
かなりの疲労を溜め込んでしまいます。

ずっと頑張って来たのに、
急に気持ちも体も付いて来なくなった!

そんな時は骨盤底筋群にロックが
掛かっているかも知れません。

放っておいたらずっと、
うつ状態が続くことになりかねません。

突然やる気が無くなった!
疲れ過ぎて動けなくなった!

このように感じたら、
週末は骨盤の筋肉を緩めながら
リラックスを心掛けてみましょう。

骨盤の動きや筋肉が
心身の状態に大切なことは
よく聞くけどイメージ出来ない。

確かに難しいですね。

少しづつイメージしやすいように
お話させていただきたいと思います。

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