健晃堂

集中力を回復する姿勢

今日は金曜日。

一週間も終わりが近づくと
少し集中力が落ちて来ます。

週末の予定など色々と考えることが増え、
意識があちこち分散してると感じたら、

まずは、
身体の芯を真っ直ぐにしてみましょう。

頭が天に向かって垂直に伸びて行くような
イメージで体をしっかりと正して下さい。

心と体は密接につながっています。

集中力が無くなり、
気持ちがあちらこちらと飛ぶようになると、
体もそれに応じて反応し、
グネグネとした不自然な姿勢で
バランスを取るようになってしまいます。

これを自分で正せるところまで正す!!

意識して姿勢を良くすると、
精神状態も自然とその体のバランスに
合わせたように落ち着いてきて、
集中力も回復して来るでしょう。

姿勢をまっすぐに伸ばす時には、
体重をしっかりと受け止めている場所が
どこかを意識することが大切です。

立っている状態であれば、
かかとに体重が乗るように
意識してみて下さい。

かかとをコンコンと地面に何度か
打ち付けるだけで良いです。

それだけでも自然と体が伸びるように
感じられるでしょう。

椅子などに座っている時には、
骨盤の中で踵と同じような働きをする
坐骨結節と呼ばれる部分を意識します。

座っている時、
左右のお尻の下に手を入れてみると、
骨の出っ張りを感じるでしょう。

その出っ張りが坐骨結節です。

パソコン作業など長時間の座り仕事で、
集中力が途切れた時には、
この左右の坐骨結節で
体重を支え直してみて下さい。

方法としては座ったままで、
まず右側の坐骨結節に体重を乗せ
左側は完全に浮かせます。

右側だけで上半身の体重を支え、
その坐骨結節の部分を支点として、
浮かせている左の下肢を弧を描くように
動かしてみて下さい。

初めは動かしにくいかも知れませんが、
少しづつ動かしていると、
徐々にスムーズに弧が描けるような
感じになって来ます。

何となくコツがつかめたら一旦やめて
座ってみましょう。

これだけで、
右側のお尻には何となくしっかりと
体重が支えやすくなっているのを
感じることが出来るでしょうか?

次に左右を入れ替えて
同じような動作をしてみて下さい。

これだけでも、かなり座りやすくなり
姿勢がピンと伸びて、
集中力が戻ってくるのを
感じることが出来るでしょう。

人の姿勢と心の状態には、
とても深いつながりがあります。

集中力が無くなって来ると、
これを回復させるのは、
なかなか難しいですよね。

そんな時には、
姿勢を意識し直すのが、
すぐに集中力を回復させるコツです。

立ち仕事、座り仕事、どちらにしろ
疲れて集中力が切れそうになったら、
これらの方法を試してみて下さい。

全力で一週間駆け抜けましょう!!

人の姿勢を保つには、
骨盤底筋群という筋肉の働きが大切。

この骨盤底筋群が
心身の状態に与える影響とは?

また次回お話します。

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