健晃堂

怒りのスパイラル脱出法

このような経験ありませんか?

何か自分にとって、
あまり良くない出来事が起きた時です。

少しイラッとはするものの、
怒るほどでもない程度。

にもかかわらず、周囲の誰かから、

「怒らないで!」の一言。

その言葉を聞いた瞬間、
頭の中で怒りの感情が爆発!!

それさえ言われなければ、
全く怒ることは無かったのに・・・

と思いながらも、
それを言葉に出すわけにもいかず、
怒りを堪えながら過ごしてしまう。

誰にでもあるのではないでしょうか?

ここで気付いてほしいことがります。

人から「怒ったらダメ」
と言われると余計に怒りの感情が
強くなりますよね。

では誰も居ない時はどうでしょう?

何かあった時に、
自分の心の中で自分に向かって

「怒るな!」

と言っていませんか?

・・・

そうです!

自分の心が発するその一言が、
怒りのスパイラルに
嵌ってしまう原因なのです。

どういうことかと言えば、
怒っている状態を「頭に血が上る」
と言いますよね。

そして、
心の中で「怒ってはいけない」
と考えている時は理性の力で
怒りを抑えようとしている状態です。

理性を働かせる時には
脳を回転させなければなりません。

そのため頭にはさらに血が
流れ込むことになります。

あくまでこの話はイメージですが、
何となく想像が付くでしょうか?

理性で怒りを抑えようとするのは、
ただでさえ頭に血が上っている所に
さらに血を注ぎ込もうと
するような話です。

つまり、怒りの感情が芽生えた時に、
怒りが怒りを呼ぶ負のスパイラルに
嵌らないためには、

理性の力を鎮めることが大切です。

これは頭に登った血が体の下へ
下がっていくようにイメージ
してみましょう。

このイメージ通りに実際に
血液を頭から体の下の方へ下げるには、

呼吸の力を使うことが大切です。

感情のコントロールには
必ずと言っていいほど出て来る“呼吸”

怒りのスパイラルから抜け出すには
深呼吸しながら何もかも忘れて
しまうのが一番です。

理性の力を鎮めるというのは、
何も考えない状態になること。

可能な状況であれば、そんな時は
余計なことは一切考えずに寝てしまう。

もしくは何も考えず体を動かしてみる。

体を動かせば、
全身に血液が回るようになり、
それだけ頭の血が下がり
怒りの感情も治まります。

理性で怒りの感情をコントロール
しようとするのは、
火に油を注ぎ込むようなものです。

自分の力で怒りを鎮めるのは、
呼吸を意識すること、
体を動かし続ける、
もしくは逆に寝てしまう。

これらを組み合わせて、
自分なりの怒りのスパイラル脱出法を
身に付けておきましょう。

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