はづき紅映 「答え 本当の事を想い出す51の問い」
“答え”というタイトルにも関わらず、本の最初に“答えは無い”という説明！
何が正しくて何が間違っている、という答えは何も無いという事でしょう。
スピリチュアル的な自己啓発本には同じような話が書かれていて、エネルギーに満ちている時には、「もうこの手の話は卒業した！」と思ってしまいがち。
一方で、少し疲れてるなと感じた時に、はづき紅映さんの本は読むたびに新たな気付きを与えてくれます。
“自分らしく生きると周りに迷惑を掛けるという言い訳をしながら、自分らしく生きない方がよっぽど周りに迷惑を掛けることになる”
今の自分には一番響いたところでした。
大切な人の事を一番に考え自分を犠牲にし続けていると、結局は大切な人に一番迷惑を掛けてしまう。
本当に自分らしく生きている人は常に一生懸命で、周りに迷惑など掛けてはいない。
・働く目的は体験すること
・生きるというのは味わうこと
・やさしさとはいつも変わらず同じであること
少し休息が必要と感じた時に、優しく読める本です。