何だか精神的に煮詰まってしまって余裕が無い!
毎日忙し過ぎて疲れが抜けない!
こんな状態が続き心身に不調を感じ始めたら、早目にリラックスのための時間を最優先で確保することが必要です。
ここで大切なポイントがあります。
それはリラックスの時間には、仕事やしなければいけないこと、嫌なことや気になっていることを考えてはいけません。
それは、「人間の脳は想像と現実との区別がつかない」ためです。
仕事のことを考えていると、脳が仕事中と同じような働きになり、自律神経の働きによって全身の状態も常に仕事モードで緊張したままになってしまいます。
そうは言っても、考えてはいけないと思うと余計に考えてしまうもの！
そこでリラックスの時間には、今までに一番リラックスした時のことを思い出しましょう。
その状況では、何が見え、何が聞こえるでしょうか？
どこに居ましたか？
皮膚にはどんな感覚がありますか？温かい感じでしょうか？心地良い風が当たる感じでしょうか？
風の音、波の音、水が流れる音、心地良い音楽や声は聞こえますか？
詳しく思い出すほど、自然とリラックスが得られ、いつの間にかゆっくりとした呼吸になっている事に気付くと思います。
リラックスできる環境を十分に想像すれば、仕事のことや嫌な事を想像出来なくなります。
この時のコツは、何が見えるか、何が聞こえるかなど、五感全てで何を感じているかを一ずつ想像しながら感じてみることが大切です。