健晃堂

嫌われないで人に近付く方法

心と体のだるさを解消するためには、好奇心が大切。

好奇心を持って人に近付けば、相手からも好かれ、お互いに良いエネルギーが湧き出て来るため、だるさは解消する。

前回は、そんな話をさせていただきました。

しかし、全く共感できないという人も少なくないでしょう。

好奇心から人に近付くと、怪しまれ避けられるケースが少なくない。

場合によっては、はっきりと嫌われてしまう。

そうなってしまうのには、はっきりとした理由があります。

その理由とは、“好奇心以外の欲求が邪魔をしているから”

好奇心以外の欲求について、説明させていただきます。

人間が持つ欲求については様々な分類の方法があります。

そのうちの一つに、5大欲求という分け方があります。

・生存の欲求

・性欲

・好奇心

・群居衝動の欲求

・自己重要感・所属の欲求

このような分類方法を使って説明すると、まず「生存の欲求」とは、“生きるために必要な全ての欲求”のこと。

食欲や睡眠欲に加えて、お金を得ることなども含まれます。

「性欲」には、男性は男性らしく、女性は女性らしくありたいといった、広い意味まで含まれます。

そして、「好奇心」があります。

「群居衝動の欲求」とは、仲間を求める人間の欲求。

どれほど孤独が好きな人でも、完全に独りぼっちになってしまうと、生きることが難しくなります。

そんな状態を避けるための欲求です。

「自己重要感・所属の欲求」とは、プライドを満たしたいとか、何らかの集団に所属していたいという願望などを指しています。

この中で、人が離れて行く危険性が高いのが、“生存の欲求”と“性欲”

興味を持って人に近付いたとしても、このどちらかが見え隠れすれば、多くのケースで相手からは避けられてしまいます。

生存の欲求には、お金を得ることなども含まれます。

営業マンが人に近付く時に、“見込み客になり得るかどうか”という意識を少しでも持っていれば、それは必ず相手に伝わります。

隠せば隠すほど怪しさは増すだけ。

ネットワークビジネスや宗教、自己啓発セミナーなどの勧誘にハマり込んでいる人などが、例としてはわかりやすいでしょう。

一度や二度は何らかの勧誘を受けたことは、誰にでもあると思います。

そんな時、どのように感じましたか?

社交辞令的に「ありがとうございます」と言ってはいても、あまり良い気分では無かったのではないでしょうか?

次に、性欲。

これは説明の必要が無いくらいわかりやすいと思います。

彼氏が欲しい、彼女が欲しい、そんな感情全開で近付いて来る人に対しては、思わず逃げたくなるのでは?

魅力的な人であればあるほど、逆にその魅力に対して怪しさが増してしまいます。

とにかく、“生存の欲求”と“性欲”は、あまり親しくない人の前では、決して表に出さないことが重要!!

では、好奇心で人に近付くとは?

例えば、あなたが何か特殊な占いが好きで、勉強しているとします。

その話をすると、

「面白そう」

「すごく気になる」

「どこで勉強してるの?」

「ぜひ占って下さい」

などと言って寄って来る人に対し、どんな感情が湧くでしょうか?

嫌な気分にはならないと思います。

むしろ「あの人にまた会いたい」と思うのでは?

そこが大切なポイント。

好奇心を持って人に接するということは表現を変えれば、“一緒に居る人を喜ばせる”ということ。

相手を喜ばせることが出来れば、お互いに楽しい時間を過ごせ、脳が活性化し、心のだるさも消え去ってしまいます。

“好奇心を持って人に近付く”

これを繰り返していると、周囲に人が集まるようになり、“群居衝動の欲求”が満たされます。

一緒に居て有意義な時間を過ごすことが出来る仲間が増えると、“自己重要感”も満たされて来ます。

こうなると、心も体も“いつもだるい”という状態には陥らなくなるでしょう。

自分に対する周囲の人からの評判も上がり、そのうち“生存の欲求と性欲”も満たされ、日々が充実したものなると思われます。

好奇心で人に近付くと良いとは言っても。

自分の欲求を満たすために近付いてばかりでは、決してだるさの解消にはなりません。

「あなたに良いお話がある」などと言って寄って来る勧誘系の人達と、何も変わりません。

人に興味を持ち、相手の人を喜ばす。

この意識で人に接すれば、自分の脳が良い方に活性化し、心身ともにだるさからは解消されるでしょう。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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