疲れてくると、直感が冴えなくなることがあります。
普段なら、何かおかしい、しっくり来ないと感じて間違いを犯さないようなことでも、なぜかわからなくなってしまう時があります。
後で振り返ってみれば、あの時なぜ、あのような選択をしてしまったのだろと、不思議に感じるはあるのでは?
何となく今日は直感が冴えない!
そう感じた時には、
“しっかりと首を傾げてみて下さい”
首を傾げるというと、疑問に感じるといった意味で使われる言葉ですよね。
心と体の繋がりから考えると首を傾げるとは、人が疑問を感じた時に、直感の冴えを取り戻そうとしている仕草ということが出来ます。
日々ストレスにさらされたり、膨大な情報を処理していると、どうしても首の筋肉が緊張してしまいます。
緊張は全身に広がり、交感神経の過緊張状態を引き起こします。
それは視野が狭くなって、様々な角度から物事を考えることができなくなっている状態。
直感とは、過去の経験や今までに得た知識を、目の前の出来事や情報などと無意識のうちに照らし合わせることで磨かれ冴えてくるもの。
しかし、緊張状態が続くと今までに得た知識や経験も、自分の頭の中に閉じ込められてしまい、目の前の出来事と照らし合わせることが出来ません。
なので、まずは緊張を緩めることが大切。
首を傾げる動作は、自然と片方の首の筋肉をストレッチすることになり、緊張を緩めてくれます。
右に首を傾げれば左側の首の筋肉が伸ばされ、左に傾げれば右の首が伸ばされます。
方法はあまり難しく考えることなく、左右交互にやりやすいように首を傾げれば良いだけ。
身体が自然と教えてくれるでしょう。
時々、首を傾げて緊張を緩めて下さい。
静かにボーッと過ごしていると、突然何かが降りて来たように感じられるかも知れません。
直感が冴えなくなったと感じた時に、参考にしてみて下さい。