ある日突然、気が重くなる。
順調に日々を過ごしていたのに、急に毎日が嫌になってしまった。
誰にでもそんな経験あるでしょう。
暑い夏は特に、こんな状態に陥りやすい季節です。
こんな時には必ず、背骨と肩甲骨の間がカチカチに凝り固まっています。
心の状態は体に現れ、体は心に影響するもの。
肩甲骨の周囲が凝り固まると、人は前に進む推進力を失ってしまいます。
その上、冷房や冷たい物の飲み過ぎによるストレスが加わると、さらに動けなくなってしまうのですね。
こんな状態から脱出するためには、
・足を肩幅に開いて、膝を軽く曲げて下さい。
・全身の力を抜いて、肩甲骨を後ろに引っ張るように意識しながら、両手を前後に50回ほど振ってみましょう。
少しずつ背中がほぐれてくると思います。
すると、活力が湧いて来るのを感じられるでしょう。
人にとって肩甲骨の周囲の筋肉は、鳥の翼と同じようなもの。
鳥が飛び立つ時に翼を羽ばたかせるように、人も行動を始める時には肩甲骨が大きく動きます。
そんな大切な肩甲骨周囲の筋肉が固まって、あまり動かなくなってしまったら。
気が重くなり、何事に対しても行動力を失ってしまうのは当然のこと。
こんな時に、無理に自分の気持ちを奮い立たす必要はありません。
ただ、両手を前後に振って、肩甲骨の周囲をほぐしてみる。
それだけで、また前向きなエネルギーが湧いてくるのが感じられるでしょう。
もし、急に気が重くなり、何もかもが嫌になってしまったら。
ぜひ試してみて下さい。