肩こりがつらい。
頭痛になりそう。
そんな時は、椅子などに座り、左手で右の首から肩の筋肉を絞るように握ってみて下さい。
どこの筋肉を、どのような握り方で・・・
などと細かい事は考える必要はありません。
スポンジの水を絞り出すようなイメージを浮かべて握ってみましょう。
手を離したら、次は首から肩の筋肉に、血液が流れ込むところを想像します。
絞ったスポンジに、新しい水が流れ込むようなイメージです。
それだけでも、右の肩の力が、抜け下がっているのがわかると思います。
ここで、骨盤の底の筋肉に意識を向けてみて下さい。
肩の筋肉を握った右側の方が、明らかにリラックスして安定した感じがするでしょう。
試しに立ち上がり、右足だけと左足だけで立ってみた時の状態を比べてみて下さい。
右足の方が楽に立てると思われます。
人体は常に、ホリスティックに反応します。
ホリスティックとは、全体、関連、つながり、バランスといった意味。
つまり、肩の筋肉への刺激は、全身の協調性を高めることにもなるのです。
肩の緊張がゆるめば、同時に骨盤の筋肉もリラックスします。
反対に、肩の緊張が強くなればなるほど、骨盤底筋群の緊張も強くなります。
肩こりの解消法、効果的な深呼吸の方法、姿勢改善の骨盤体操などを試す前に。
肩こりと骨盤底筋群のつながりについて。
何度も繰り返し、こういったイメージをしっかり植え付けてみてはいかがでしょう?
全てのつながりがイメージ出来るようになるだけで、効果はより一層高まります。
人の体はホリスティックに反応する。
このイメージが浮かぶようになると、つらい肩こりもスーッと楽になります。
ぜひ参考にしてみて下さい。