一週間も終わりに近付くと、直感が冴えなくなることがあります。
普段なら気が付くようなことでも、なぜか気が付かない。
間違いを犯さないようなことでも、なぜかわからなくなってしまう時があります。
何だか少し、直感が冴えなくなってきている。
そう感じた時には、
“しっかりと首を傾げてみて下さい”
「首を傾げる」という言葉は、疑問に感じるといった意味で使われますよね。
心と体のつながりから見れば、首を傾げる動作とは、人が疑問を感じた時に、直感の冴えを取り戻そうとしている仕草ということになります。
毎日のように膨大な情報に接していると、どうしても首の筋肉が緊張してしまいます。
その緊張は全身に広がり、交感神経の過緊張状態を引き起こします。
それは視野が狭くなり、様々な角度から物事を考えることができなくなっている状態。
直感とは、過去の経験や今までに得た知識を、目の前の出来事や情報などと無意識のうちに照らし合わせることで磨かれ冴えてくるものです。
しかし、強い緊張が続くと、今までに得た知識や経験も、自分の頭の中に閉じ込められてしまいます。
こうなってしまうと、知識も経験も、目の前の出来事と照らし合わせることが出来ません。
なので、まずは緊張を緩めることが大切。
首を傾げる動作は、自然と首の筋肉をストレッチすることになり、緊張を緩めてくれます。
右に首を傾げれば左側の首の筋肉が伸ばされ、左に傾げれば右の首が伸ばされます。
左右交互に心地良いように首を傾げれば、自然と首の筋肉がリラックスして来ます。
疲れを感じて来たら時々、首を傾げて緊張を緩めて下さい。
出来れば、静かにボーッと過ごしながら首を傾げましょう。
本来の直感が戻って来ると、突然何かが降りて来たように感じられるかも知れません。
直感が冴えなくなったと感じた時に、ぜひ参考にしてみて下さい。