・砂糖や刺激物は体を冷やす。
・お酒は一時的に体温を上げますがアルコールが分解されると、血管が縮まり血流が悪くなり、やはり体を冷やす。
・白米や小麦粉など白い食べ物も、体を温めるためにはあまり摂らない方が良い。。。
などの話を見たり聞いたりする機会がとても増えています。
何が正しくて、何が間違っているのか?
それだけは、誰にもわかりません。
人の身体は一人一人異なります。
ある人にとって正しい話でも、自分にとっては間違っていた。
などのようなことは多々あるものです。
食べ物についての知識を深めることは、確かに大切かも知れません。
しかし、それ以上に大切なのは、
“必要以上に気にしないこと”
あまり食生活にこだわり過ぎると、その思考や行動自体がストレスになり、心と体にダメージを与えます。
寒さに強くなるため体を温めようと食べ物にこだわればこだわるほど、精神的な負担が大きくなり、緊張状態が続き、血管が収縮し血流が悪くなり体を冷やす。
最初から気にしなければ、何も問題は無かったのに。。。
こんなことにならないため、ある程度は大雑把に考えることが大切です。
「美味しければそれでいい」
基本的にはこの姿勢で、自然界の食物を口にしていれば良いでしょう。
ただし、そうは言っても寒さに強い身体をつくるためには、ある程度の知識も必要。
なので、一つだけ意識してみることをおすすめします。
“根菜類”を多く食べること。
大根、タマネギ、人参、ごぼう、イモ類など
これらの野菜は、太陽の方向に逆らって地中に向かって成長します。
太陽からのエネルギーを直接受け取れない分、自らを温める強い力を持っています。
その自然界の力を積極的に取り入れる。
すると、身体の冷えやすい部分、手の指先、腰から脚、ふくらはぎなどのエネルギーが強化されます。
冬は根菜類が特に美味しい季節ですよね。
理屈は抜きにして、美味しいから根菜類を食べる。
寒さに強くなるコツの一つとして、ぜひ参考にしてみて下さい。