人が誰でも平等に持っている資源が“時間”
時間とは人生そのもの。
どれだけ時間を有意義で深いものに出来るかで、人生の質が決まると言われています。
ただし、時間とは単に物理的なものではありません。
たくさんあるからと言ってたくさん使えるとは限らないし、あまり無いからと言って出来る事が限られているわけでもありません。
時間がたっぷりある時に限って何も出来なかった。
逆に、僅かな時間で多くのことを成し遂げられた。
このような経験は誰にでもあるでしょう。
なぜなら、時間とは精神に深く関わって来るものだから。
自分の心のあり方によって、長く深く豊かにもなれば、短く浅く貧しくも変化するもの。
時間を長く深く豊かなものにする方法の一つが、不要な情報を遮断すること。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットから飛込んで来る情報を、一時的に完全に遮断してしまう。
心を乱したり、気持ちに触れて来るものを排除するだけで、時間はたっぷりと深いものになるでしょう。
しかし、そうは言っても今の時代、完全に情報を遮断することなどは現実的ではありません。
なので、あくまで一時的に行うこと。
おすすめなのは、朝の心が澄み切っている時間に“パソコン、スマホ、テレビなどの電源を切ること”
出来れば30分以上、どうしても難しければ5分だけでもかまいません。
重要なのは完全に電源を切ることです。
スリープ状態やマナーモードではダメです。
詳しい理由はまた別の機会にお話しさせていただきますが、時間を深く豊かなものにするためには、電源を切ることが大切。
この時間は、新聞や雑誌など活字にも触れないようにして、ひたすら心を静かにすることに集中する。
この効果は、すぐに実感出来ると思います。
朝から、怒りや焦り、不安になったりイライラすると、少なくとも4時間は不安定な精神状態が続きます。
つまり、それだけ時間も浅く短くなってしまうということ。
一時的に心を乱すものを全て排除して精神を安定させることで、その後の時間が長く深く豊かなものへと変わります。
必要な情報、興味のある話などについては、より深く取り入れることが出来るようになるでしょう。
ぜひ、参考にしてみて下さい。