毎日を明るく笑顔で楽しく生きるために、大切な要素の一つが人間関係の充実。
周りの人達と良い人間関係を築くためには、優しい気持ちを持つことが欠かせません。
いつも対立を繰り返し、敵ばかり作るような生き方は避けたいものです。
しかし、この優しさというのも、なかなか難しいもの。
人はつい、自分と違う考えや価値観を持つ人と、対立してしまいがちです。
不要な対立を避けるためには、
自分の中に“できるだけ多くの価値観を取り入れること”が大切。
そのためにおすすめなのは、やはり読書です。
主張や思想が書かれた本は、癖の強い人間のようなもの。
そのような本に向き合い読むということは、書いた人と付き合うのと同じこと。
全く同意できない説、共感できない思想、理解できない価値観などについて書かれた本に出会った時、それらを最後まで読むには、大きな苦痛が伴います。
また、本に書かれた内容を受け入れるということは、寛容さや優しさがなければ出来ません。
多くの本を読むということは、この優しさと寛容さを身につけることにつながります。
日頃から読書を通じて、様々な思想や価値観と触れていると不思議なことが起こります。
同じような思想や価値観を持つ人と実際に出会った時に、相手を受け入れやすくなるのです。
こちらが相手を受け入れるなら、相手もこちらを受け入れてくれるもの。
そして、無駄な争いや対立を避け、多くの人と良い人間関係を築くことができるでしょう。
年齢、性別、社会的な立場、住んでいる国など。
自分とは全く異なる人たちによって書かれた本に、できるだけ多く触れておく。
優しさを身につけるためには、それがとても効果的。
読書であれば、仮に自分の意見と激しく対立したところで、争いにはなりません。
人を傷付け、人間関係のトラブルが発生することもないでしょう。
あらかじめ、自分とは違う考えや価値観を持つ人たちの事を知っておくと、対立やトラブルを避けることができます。
読書は、優しさと寛容さを身に付け、人の器を大きくしてくれるもの。
色々な本にできるだけ多く触れてみることをおすすめします。