ちょっとした運動でも息切れがして困る。
原因もわからないまま激しい動悸に襲われる。
理由も無く、急に不安になり心臓がドキドキする。
季節の変わり目には、精神的にも不安定な状態になってしまいがち。
心と体は繋がっています。
自律神経のバランスの乱れで動悸がすると、精神的にも不安を引き起こします。
そんな状態を解消するために効果的なツボの一つが、手にある神門(しんもん)。
神門のツボは、手のひら側で手首のシワの小指側の端に取ります。
この辺りを触ると、豆状骨と呼ばれる骨があるのがわかるでしょう。
この豆状骨のすぐ上(肘側)に神門のツボはあります。
激し動悸や息切れに襲われたり、その前兆を感じた時には、このツボをしっかりと刺激してみて下さい。
特に決まった刺激の方法はありません。
反対側の手の親指で、やや強めに、ゆっくりと押さえてみる。
タバコを吸う人は、火の付いたタバコで心地良い程度に温めても高い効果が得られます。
東洋医学では、人の活動を支配する神は心臓に宿るとされています。
神の門と書くこのツボは、文字通り心臓の活動に大きく関係しています。
急に起こる激しい動悸は、本当に苦しいもの。
簡単に使えるツボなので、ぜひ覚えておいて、動悸や息切れを感じた時に活用してみて下さい。