健晃堂

Don’t believe anybody

仕事が出来る人や、日々安定した暮らしを手に入れている人が大切にしている思考の一つ。

「誰も信じない」

人を認めたり信用してはいけない、という意味ではありません。

怒りや不安の感情に囚われる大きな原因を思い出してみて下さい。

信じていた人に裏切られた。

信用していた人が約束を守ってくれなかった。

誰かが期待通りに動いてくれなかった。

など、人が関係しているケースが多いのではないでしょうか。

ストレスの約90%は、人間関係によってもたらされると言われています。

まずは自分の方から他人を信用しなければ、良い人間関係は築けないのかも知れません。

しかし、あまりにも人を深く信じる気持ちが強いと、それはいつしか依存になります。

依存心が強くなればなるほど、期待を裏切られた時に、人は強い怒りや不安を感じてしまうようになります。

ストレスを減らし、怒りや不安の感情から身を守るためには、この依存心を捨てることが大切。

そのために時には“誰も信じない”

つまりは、誰にも、期待しない、頼らない、依存しない。

自分の身に起こることは、全て自己責任と心から思うようになると、今までの強い怒りや不安がふっと消えるのが感じられるでしょう。

他人はコントロール出来ないのだから、自分にだけ意識を向けるべし。

自分の思考が現実を作り出している。

などと言われたところで、人は簡単に自分をコントロール出来るようにはなりません。

他人を信じる気持ちがあることが、その理由の一つ。

物事には必ず光と影があるように、人を信じる気持ちにも、良い面と悪い面があるものです。

人を信じることが出来なければ、誰にも心を開くことが出来なくなり、それは淋しい人生になってしまうでしょう。

だからと言って、人はみんな価値観も違えば、目指す方向も違います。

人を信じる気持ちが強過ぎると、人間関係が上手く行かなくなった途端に、強いストレスを感じながら生きていかなければならなくなるでしょう。

いつも穏やかに生きている人達が大切にしている考え方。

Don’t believe anybody.

もし、怒りや不安などの強いストレスを感じていたとしたら。

この言葉を思い出してみることを、おすすめします。

16.02.07

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