健晃堂

2016年も宜しくお願い申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。

本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

今日から2016年がスタートします。

ここ数年、毎年のように聞く言葉が、目に見える物質的な豊かさよりも、目に見えない“心の豊かさ”に価値が置かれる時代が来るという話。

旧来型の資本主義の時代は崩壊し、新たな価値観が台頭してくる時代。

すでに、そのような時代に大きく変化しつつあるのは誰もが感じているところでしょう。

一方で、時代の変わり目には、必ず今まで保たれていた秩序が崩れ始めます。

世界的に見ても、ISの台頭、度重なるテロのニュースなどが毎日のように報じられ、これまでの権力構造にも大きな変化が起きつつあるのがわかります。

日本に住む私たちにとって、今はまだ、どこか遠い異国の出来事に過ぎないかも知れません。

しかし、世界は一つにつながっています。

遠くで起きた出来事であっても、その影響力は必ず何らかの形で、私たちの暮らしも変えてしまうもの。

2016年は、ますます私たちの暮らしも大きく変化する年になるのではないかと思われます。

なので、いつ、いかなる変化が起ころうとも、慌てることなく対応できる力を身に付けておくべきではないでしょうか?

どのような変化にも対応できる能力とは、心と体のバランスの安定を保つ力であると、私は考えています。

いざという時のために、お金を貯めておくことも、大切かも知れません。

しかし、突然日本が戦争等に巻き込まれ、預金封鎖が起きたらどうなるでしょう?

いくら大金を持っていたとしても、引き出せなくなれば、何も準備していないのと同じです。

それならタンス預金は?

インフレが起きれば、これらも紙切れ同然になります。

突拍子もない話かも知れませんが、これらは全く珍しい話ではありません。

私たちが暮らす日本でも、過去に起こっている話です。

私は決して、ビジネス思考や、お金を稼ぐ事に価値を置いた生き方を否定するタイプではありません。

むしろ、完全にそちらの部類に入る方だと思っています。

しかし、それらはあくまで、幸せになるため、健康的に生きるための手段であって目的ではありません。

やはり、最も価値をおくべきは、心身の健康であると常に感じております。

心と体の健康を代償としたビジネスでの成功は、私にとっては成功ではありません。

一方で、「経済的には貧しくても精神的に豊かであれば幸せじゃないか」などの意見には全く共感しておりません。

むしろ声を大にして「それは違う」と否定している方です。

やはり人はこの世に生きてきた以上は、自分の命を全うすべき。

その対価として豊かさを手に入れてこそ、人は幸せになれるものだと感じています。

もちろん、違う意見をお持ちの方がいるのも重々承知しております。

「心身の健康と」「経済的自立」この二つが合わさってこそ、人は幸せに生きることが出来る。

その状態を目指すことが、いつ起きるかわからない大きな暮らしの変化にも、十分に対応できる力を付けることになると思っています。

このような視点に立って、今年も発信を続けさせていただきます。

何卒、2016年も宜しくお願い申し上げます。

16.01.01

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