健晃堂

人との距離の取り方

もし、今の環境で、人とのトラブルや争い事が絶えないとしたら。

それは、エネルギーがあり余っているから。

衝突が起こるということは、一つのところに居る人数が多過ぎるか、お互いのエネルギー量が過剰だということ。

家族、職場、勉強仲間、趣味などの集まりでも、みんながその環境をより良く豊かにしようとすればするほど、衝突が起こりやすくなります。

仲の良い友達同士で事業を起こすと、ほぼ喧嘩別れすることになります。

親の事業を子供が継ぐと、それがきっかけで、平和だった家族がバラバラになってしまう例が世の中には少なくありません。

みんなで何か、新しい行動を始める時には大きなエネルギーを必要とします。

やかんの水を沸騰させるために、強い火力が必要なのと同じですね。

同じ一つの目標に向かっている時には、みんな仲が良いのです。

人と一緒に居るのが楽しく、充実感があり、幸せを感じられるでしょう。

エネルギーがまだ低いので、みんなで集まって、ちょうどいい感じになるのです。

ところが、一人一人のエネルギーが高くなり過ぎると途端に衝突が始まり、揉め事や、争い事ばかりになってしまいます。

やかんの水が沸騰してお湯が噴出しているのに、まだ熱を加え続けると、お湯は蒸発して無くなり、やかんは焦げ付き、穴が開いてしまいますね。

人の集まりでも、同じ現象がよく起きています。

もし、自分のエネルギーが高くなり過ぎていると感じたら。

一度、その環境から離れて一人になってみましょう。

ただし、つながりは切ってしまわないように。

すると、一気にエネルギーが奪われてしまうのが感じられます。

所詮、人は一人では何も出来ません。

冷たい風に曝され、すっかり冷え切ってしまいます。

それから元の環境に戻れば、沸騰し過ぎて衝突が絶えない環境の温度を冷ます、氷のような心地良い存在になって、ちょうど良くなるでしょう。

エネルギーが低い時には、人としっかりと距離を近づけて、お互いのエネルギーを高める。

高くなり過ぎた時には、少し離れていき、エネルギーを消費してから、また距離を近づける。

人との距離感を、良い状態で一定に保ち続けるのは、なかなか難しいものです。

必要な時にはしっかりと近付く。

衝突が起きそうになれば、関係を切るのではなく、その前に遠慮なく離れることが出来る。

それを繰り返すことが、人とのほど良い距離感を保つコツ。

そんな人間関係や環境を大切にしたいですね。
15.11.10

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