激しい運動をした後、人前で話をする前などに心臓がドキドキする動悸は、人間らしい普通の反応です。
しかし、何もしていないのに突然起こる動悸は、自律神経の働きの乱れによるものかもしれません。
そんな動悸を鎮めるために、簡単に使える手のツボを紹介します。
小指の爪の薬指側に、少衝(しょうしょう)というツボがあります。
爪の付け根に、やや凹んだ場所がありませんか?
そこが少衝のツボです。
もし、突然の激しい動悸を感じたら。
自律神経の働きを整え、ホルモンバランスを安定させるために、このツボを刺激してみて下さい。
押し方は簡単。
手の甲を上にして、小指の爪の薬指側を、もう一方の手の親指と人さし指ではさみ、揉みほぐすように押してみましょう。
ゆっくりと動悸が鎮まって来るのが感じられると思います。
40度くらいのお湯に手を浸け温めてからツボを刺激すると、効果も倍増します。
動悸が起こる原因は様々で、心臓や呼吸器系の疾患が隠されているケースもあるかも知れませんが、自律神経の働きを整えることで鎮まるケースも少なくありません。
急激に寒くなる今の季節。
何の前触れも無く、動悸に襲われることはよくあります。
そんな時の対処法の一つとして。
ぜひ活用してみて下さい。