健晃堂

動悸を鎮める手のツボ

激しい運動をした後、人前で話をする前などに心臓がドキドキする動悸は、人間らしい普通の反応です。

しかし、何もしていないのに突然起こる動悸は、自律神経の働きの乱れによるものかもしれません。

そんな動悸を鎮めるために、簡単に使える手のツボを紹介します。

小指の爪の薬指側に、少衝(しょうしょう)というツボがあります。

爪の付け根に、やや凹んだ場所がありませんか?

そこが少衝のツボです。

もし、突然の激しい動悸を感じたら。

自律神経の働きを整え、ホルモンバランスを安定させるために、このツボを刺激してみて下さい。

押し方は簡単。

手の甲を上にして、小指の爪の薬指側を、もう一方の手の親指と人さし指ではさみ、揉みほぐすように押してみましょう。

ゆっくりと動悸が鎮まって来るのが感じられると思います。

40度くらいのお湯に手を浸け温めてからツボを刺激すると、効果も倍増します。

動悸が起こる原因は様々で、心臓や呼吸器系の疾患が隠されているケースもあるかも知れませんが、自律神経の働きを整えることで鎮まるケースも少なくありません。

急激に寒くなる今の季節。

何の前触れも無く、動悸に襲われることはよくあります。

そんな時の対処法の一つとして。

ぜひ活用してみて下さい。

15.10.26-2

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