自律神経の働きのバランスが崩れると、やたらと光がまぶしく感じられることがあります。
急にパソコンのモニターやスマホを見るのがつらくなった。
蛍光灯の光が不快。
そんな時には、照明を調節したり、サングラスをかけるなどして、目に入る光の量を調節しなければなりません。
それともう一つ、避けなければならないことがあります。
それは、
“糖分やカフェインを摂らない”
人の体はストレスを感じると、コルチコイドと呼ばれるストレスホルモンを放出します。
ストレスが多ければ多いほど、ストレスホルモンも多く放出されます。
このストレスホルモンが、目に入る光の量を調節する瞳孔の働きをコントロールしています。
ところが、ストレスホルモンが足りなくなると、瞳孔の調節が上手く出来ません。
すると、瞳孔が開きっぱなしになり、目に入る光の量が増え、やたらとまぶしく感じられるようになってしまいます。
そして、ストレスホルモンの量を減らしてしまう原因の一つが、糖分やカフェインの摂り過ぎ。
疲れた時には、ついつい手を伸ばしてしまいがちなのですが、これらの摂り過ぎは、お伝えした4つのストレスの中の科学的ストレスを増大させてしまいます。
光のまぶしさもなかなか解消されません。
糖分やカフェインには依存性があり、これらを断つのは容易では無いかも知れません。
なので、知らず知らずのうちに、心と体に大きなストレスを与えてしまいがち
モニターを見ることが出来ないほどのまぶしさを感じている時には、少しの間、摂取を控えることも大切です。
そして、
光がまぶしく感じる時に意識したいのは、
“頑張らないこと”
日頃から頑張り過ぎることで、ストレスホルモンをたくさん使ってしまってい、瞳孔の調節が上手く出来なくなっている訳ですから、とにかく休むことが大切。
まぶしさをそのまま放っておくと、目から脳へ入る刺激が多くなり、それがさらにストレスを増大させてしまいます。
光がまぶしいと感じるのは、体から発せられる頑張り過ぎの警告だと思っておきましょう。
警告を感じら、週末などには一度、何もかも忘れてゆっくりと休むことをおすすめします。