旅行や帰省などで長時間移動する機会に役立つ、乗り物酔いの予防・解消のツボをご紹介します。
腕に内関(ないかん)というツボがあります。
内関のツボは手のひら側で、手首のしわより指3本分上の位置にあります。
自動車やバス、船、飛行機など、乗り物に酔ってしまうのはなぜでしょう?
これには二つの理由があります。
一つは胃腸などの消化器系が、乗り物の揺れから強いストレスを受けやすい体質、もしくはそのような状況。
二つ目は、過去に乗り物酔いになった経験があり、乗り物に対して「酔ってしまう!」と不安感や恐怖心を抱いている場合です。
どちらの場合でも乗り物酔いになってしまった時は、応急処置的に内関のツボがとても役に立ちます。
乗り物酔いを感じたら、このツボを親指で5~6秒ほどの指圧を7~8回繰り返し刺激してみてください。
自律神経の働きのバランスが整い、症状が和らいできます。
どうしても乗り物が苦手でしたら、米粒などをテープで内関のツボに張り付けておきましょう。
乗り物酔いの予防として効果的です。
せっかく旅行やドライブに出かけても、乗り物酔いになると楽しくないですよね!
年末年始、乗り物で移動するなら、楽しく過ごすため、ぜひ内関のツボ刺激を覚えて、活用してみて下さい。