10月になりました。
暑くもなく寒くもなく、一年で最も過ごしやすい季節ですね。
秋が深まるにつれて、気分は淋しく感じられるようになります。
明るい時間が短くなるので、少しはは誰でも感じるものですが、あまりこの気分が続くようだと対策が必要です。
今年の夏は日照時間が短かったので、秋から冬にかけて特にうつ状態になる人が多いのでは?との予想もあります。
冬季うつを防ぎ心身の健康のバランスを保つため、生活習慣を見直し、朝日を浴びる時間を増やしましょう。
加えて意識すべきポイントがあります。
それは、食べ物を工夫すること。
日照時間の不足は、自律神経の働きを調節したり睡眠の質を高めるメラトニンという物質を不足させます。
また、精神状態を安定させる物質、セロトニンの材料となる食べ物を意識して摂ることが大切。
トリプトファンという物質がセロトニンの材料となり、赤みの肉や魚、大豆などのタンパク質に多く含まれています。
吸収を助ける食材としては、バナナやサツマイモ、レバーなどが良いと一般的には言われています。
そして大切なのは腸の調子を整えておくこと。
セロトニンの90%は小腸で作られるので、腸の働きを良くすることは、冬季うつを防ぐためにも非常に大切。
基本的には冷たいものを避け、常温か温かいものを飲むように意識しましょう。
一番良いのは白湯を飲むこと。
白湯を飲むことは日常ではあまりないでしょう。
実際に試してみれば感じられますが、すぐに体が温まり腸の調子も良くなり、明らかに気分が落ち着いてくるのがわかります。
10月は食べ物が美味しいですね。
この時期の食生活は、冬の季節の精神状態に大きな影響を与えます。
冬季うつを防ぐ食のポイントとして、参考にしてみて下さい。