目の疲れは脳の疲れになり、思考の停止を招きます。
この状態が長く続くと、人はうつになったり、身体的にも自律神経失調症などの様々な症状が出現し、心身の健康バランスを崩してしまいます。
パソコンやスマホの普及は人の生活を便利にしてくれた一方で、多くの人は今までにない大きな精神的ストレスに曝されることになりました。
そのため、これらを解消するため様々な健康法が出回っています。
その中でも必ず目にするのが呼吸法。
呼吸は自律神経の働きを整え、心の状態を自分の力でコントロール出来る唯一の方法。
しっかりと呼吸を意識しながら日々の生活を送ることは、心身の健康を保つには必要不可欠なことかもしれません。
深呼吸をする上で、多くの人が見落としているポイントがあります。
ここを意識するだけで、深呼吸をした時の心身の変化をより大きく感じることが出来ます。
そのポイントとは?
“最初に息を吐き切る”
深呼吸をする時にほとんどの人は、大きく息を吸い込むところから始めようとします。
ところが、肺の中に空気が残っていると思いっきり吸うことは出来ません。
最初に息を吐き出せるだけ吐き出してから息を吸い始めると、それだけでも随分と呼吸による変化を深く大きく感じることが出来ます。
日頃のちょっとした精神的ストレスに対しては、あまり難しく考えずに、呼吸に意識を向けるだけで気持ちの落ち着きを感じられるでしょう。
呼吸法にも様々な方法がありますが、深呼吸をする場合は、まずはしっかりと息を吐き出すことから始めること。
目の疲れも脳の疲れも、原因は酸素不足と血行不良です。
この二つを解消させるためには、しっかりとした深呼吸を時々行う事が大切です。
自分で呼吸法を行う時に、息を吐く方から始めるように意識してみることをおススメします。